インターネットイニシアティブ

展示タイトル

気候変動対応の水稲水管理支援サービス

出展者

株式会社インターネットイニシアティブ

展示の説明

慣行の暦に基づく稲作水管理は、営農者の技術により収量や品質が大きく左右されます。経験により向上する水管理ですが、1営農者が経験できる稲作の回数は限られています。加えて、気候変動(温暖化)により、これまで経験したことのない気候となる頻度が増えており、経験の積み重ねが困難な時代になっています。

IIJでは、そのような状況下でも安定した収量・品質を目指す営農支援技術の提供を進めています。WAGRIで提供される稲発育指数(DVI)を基準とし、稲の生育状況(生育ステージ)を営農者に情報提供するサービスを開始します。このサービスは、MITSUHA水田センサー「LP-01」と組み合わせることで、現在の水位と生育ステージに適した理想水位をリアルタイムで把握できます。また、高温障害の発生可能性が高い場合には、障害発生情報を知らせる機能も有しています。

この支援サービスにより、営農者は水管理の経験をより効率的に積み重ねることができます。また、新規就農者には失敗しにくい水管理情報を提供することで、安定した収入につなげることを目指しています。