採用FAQ

Q1
【全職種】既卒ですが、応募はできますか?

A1
可能です。いわゆる「在学中の学生を対象に選考を行い、卒業と同時に採用する」という意味の新卒採用制度はとっておりません。ただし職種によって年齢等の条件が異なりますので、詳しくは各職種の募集要項の応募資格をご確認ください。

Q2
【全職種】国籍等の応募制限はありますか?

A2
募集要項記載以外の制限はありませんが、国内の行政機関等との交換人事や出向もあり、日常の業務上でも日本語が主に使われますので、高い日本語能力が必要となります。全ての試験も日本語で行われますのでご承知のうえご応募ください。

Q3
【研究職】応募時の学歴条件について教えてください。

A3
大卒以上(見込含む)ですが、給与算定の規程上、採用日までに学校教育法上の大学を卒業されているか、学士を取得されていることが条件となります。年齢や経験で大卒相当とされることも多い各種「大学校」や、「高等専門学校専攻科」をご卒業された場合、条件に当てはまらない場合がありますのでご確認ください。

Q4
【一般職員(技術支援系)】必要な資格要件はありますか?

A4
採用前に、普通自動車免許(AT限定不可)と準中型自動車免許を取得していただく必要があります。また、大型特殊免許(農耕車限定不可)を採用後1年以内の日までに取得していただきます。

Q5
【全職種】採用者の男女比率はどれくらいですか?

A5
農研機構では男女共同参画を推進しています。採用者の比率や、現職の比率は厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」にて毎年度公開していますのでご覧ください。

Q6
【全職種】職種の併願(一般職○○系と××系、研究職というような)は可能ですか?

A6
併願はできません。下記先輩職員のインタビューなどをよくご検討のうえ、ご自分に適した職種に応募してください。ただし、研究職の一部では併願可能です。Q8をお読みください。

▼職場や勤務について
職員インタビュー(新規採用サイト):採用間もない時期の若手職員のインタビュー
職員インタビュー(ダイバーシティ推進サイト):中堅~管理職のインタビュー

▼研究内容について
 各研究所・センターのサイト(ページ下部から)
マネジメント技術サイト(農業経営・経済分野)


Q7
【全職種】試験はどのようなものですか?

A7
職種によって異なりますが、どの職種でも第1次試験は一般教養・適性を問う筆記試験です。その後、一般職は小論文試験等と面接を行います。研究職については、専門筆記試験等と面接を行います。一般教養・専門の筆記試験の内容は年度によって変化がありますが、おおまかに国家公務員のそれと同様とお考え下さい。また、COVID-19の影響その他で方法も変更する場合がありますので、各年度応募時の連絡に従ってください。

Q8
【研究職】募集要項にある「※なお、獣医系及び農業農村工学系に係る採用は別に実施されます」とはどういう意味ですか。

A8
初期配属が動物衛生研究部門および農村工学研究部門となる新規採用のことです。この2つについては、別途掲示が行われます。ただし、獣医師の資格を持った方や農業農村工学(農業土木)を専攻された方等が、本募集要項の試験を受けて他研究部門・センターの畜産関係や工学関係の部署を目指されることは可能です。

Q9
【一般職(技術系・種苗管理)】大学で地域特産作物の活性化についてサークル活動をしており、種苗管理センターの業務に大変興味がありますが、学部は経済学部です。農学部卒でなければ応募できませんか?

A9
応募可能です。種苗管理センターの新卒試験採用は、既にスキルのある方を求める中途採用とは異なり、採用後につくばの本所で研修等を通じて種苗管理業務の概観を習得します。農学部のみならず理系・文系といった専攻も問いませんので、意欲があればぜひ応募してください。ただし、受験時に農業への理解を確認する場合があります。

Q10
【研究職】大学(院)で○○学の××分野を専攻していました。農研機構で試験採用された場合、○○研究部門の××領域に配属されるのでしょうか?また、配属先は希望できるのでしょうか?

A10
試験採用は、研究者としての育成を考慮した枠組みですので、担当課題や配属先は試験結果や採用後の研修成績を考慮して決定します。従いまして、事前に希望を聴取することもありません。このことは博士号取得者であっても同じで、大学(院)での専攻分野と同様の研究部署に配属されるとは限りませんのでご承知のうえ応募してください。

Q11
【研究職】四大卒で応募しようと考えています。試験採用では、博士号や修士号の取得者が優先的に採用されますか?また、採用後にそのような学位をお持ちの方と同様に働けるか不安です。

A11
試験採用では学位によって枠を設ける・選考を加減するなどの区別は行っておりません。実際に採用者における学位の種類は、応募者での種類とほぼ比例しています。また試験採用は、研究者としての育成を考慮した枠組みであり、内定後に内定者の学歴・専門性等を考慮して個別の育成計画を立案しており、採用当初からエキスパートとしての業務分担・責任を求めるものではありません。

Q12
【研究職】研究職の試験採用での年齢制限は一般的な大学~修士卒よりも高い34歳までとなっているのはなぜですか?

A12
農研機構で実施している研究開発は、基礎から実用化・社会実装まで幅広いものであり、関連企業等での専門的なご経験もアカデミックな業績(博士号等)に劣らず重要です。そのような方にも研究職を目指していただけるよう、年齢制限を緩和しております。

Q13
【一般職(事務系)】配属先や勤務地の決定はどのように行われるのですか?転勤や勤務地の希望は通りやすいですか?

A13
農研機構には全国に50ヶ所以上の研究拠点や農場などがあり、キャリアパスを考慮しながら必要に応じて適材適所で決めています。採用者の経歴や特性、専門性等を考慮しながら、数年に一度程度はジョブローテーションを行っており、転勤の頻度については一様ではありません。年に一回、全職員を対象に希望業務や希望地域などの意向調査を行っており、転勤は本人の意向を確認しつつ調整しています。

Q14
【一般職(技術系・種苗管理)】配属先や勤務地の決定はどのように行われるのですか?転勤や勤務地の希望は通りやすいですか?

A14
採用後、3ヶ月~1年間は、本所(つくば)での勤務を基本とし、初任者研修等を通じて種苗管理業務の概観を習得します。その後、全国に設置している11農場のいずれかに異動し農場の業務を経験してもらいます。年に1回、全職員を対象に希望業務、希望勤務場所などの意向調査を行っており、転勤は本人の意向を確認しつつ調整しています。

Q15
【一般職(技術支援系)】配属先や勤務地の決定はどのように行われるのですか?転勤や勤務地の希望は通りやすいですか?

A15
一般職員(技術支援系)の業務は多岐に亘っており、職員をどこに配属するかは、本人のチャレンジしたい業務の分野を重視しつつキャリアパスを考慮しながら決めています。採用後は、年に一回、全職員を対象に希望業務や希望地域などの意向調査を行い、本人の意向を踏まえつつ、適材適所を念頭に人事異動を調整しています。

Q16
【研究職】配属先や勤務地の決定はどのように行われるのですか?転勤や勤務地の希望は通りやすいですか?

A16
試験採用の場合、採用当初は先述のように専門分野等を考慮しつつ半年間程度の研修を経て正式の配属先が決まります。採用二年目以降は年一回の本人希望調査が行われ、人事を検討する際に考慮されます。

Q17
【研究職】農研機構の採用情報を見ると、研究職採用には任期付、パーマネントがあるようですが、試験採用とは違うのですか?

A17
「任期付」「パーマネント」は、主に博士号を取得され既に専門的な研究実績を積まれた方を担当課題や配属先を明示して採用する枠組み(選考採用)で、民間企業などでいう中途採用・経験者採用にあたります。試験採用は、主に大卒以上の方を対象に機構内で研究者として育成する枠組みで、担当課題や配属先は採用後の研修を経て決定しますが、無期雇用であり、パーマネントと同じ研究職です。

Q18
【研究職】試験採用の枠と、任期付・パーマネントの枠は併願可能ですか?

A18
可能です。ただし、試験採用の募集期間よりも任期付・パーマネントの募集期間は例年遅くなり、合否結果をお知らせする時期も連動しています。試験採用に合格された場合、その受諾(試験採用枠での就職を選ばれる)回答を保留しつつ、任期付・パーマネントの合否を待つということはできません。試験採用を受諾され任期付・パーマネントの選考を途中辞退していただくか、試験採用での合格を辞退され任期付・パーマネントの選考に臨んでいただくかのどちらかになりますのでご注意ください。なお、試験採用に不合格であったとしても、任期付・パーマネント枠の選考に影響することはございません。またある年度に試験採用や選考採用で不合格となっても、後年応募ができなくなるということもありません。