仕事を知る

職員インタビュー

技術支援系職員

技術支援部中央技術支援センターつくば第4業務科
(2018年度 採用)

よりよい日本の農業を目指す!

これが私の仕事

試験設計に基づき稲や大豆等様々な作物の栽培管理を行っています。栽培管理も多岐にわたり、ただ作物を栽培するのではなく、土壌の調整、栽培中の生育調査、収獲物の調査等さまざまな角度から研究支援を行っています。時には試験に必要な特殊器具の作製も行い、設計や溶接などの作業も行います。また、調査内容によっては河川水を採取し、農薬の抽出分析も行っています。毎日違う仕事になりやすく、学ぶことも多く今でも悩むことがありますが、その都度班長や先輩方がとても丁寧に指導してくださるので不安なく仕事が出来ています。仕事に慣れてきた最近では、少しづつですが先輩方に仕事を任せていただきとてもうれしく感じます。自分もいつかは先輩のようになりたい気持ちでいます。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

私は高校時代のイチゴ農家の友達の影響で農業に興味を持つようになり、農業を経験してみたいという気持ちでイチゴ狩りのバイトを始めました。最初は続かないと思っていましたが、慣れてくるうちにイチゴの成長を見る楽しさ、お客様のおいしそうな顔に喜びを感じ農業について学びたいという気持ちを持つようになりました。農業大学校に進学してからは栽培管理、専門的な内容を学ぶことができ、実習では一から作物を育てることで達成感、知識を得ることの楽しさをより一層感じました。将来も農業に従事したいし、特に興味を持っていた品種改良について関わることが出来たらなと考えていたところ、バイト先で育てていた「おいCベリー」というイチゴの品種で農研機構のことを知りました。研究支援として現場で仕事ができ、様々な作物の品種に関わり、社会の発展に貢献できることに魅力を感じ農研機構に決めました。

農研機構を選んだ理由

私は就職活動中、周囲の人に置いて行かれるのではと焦っていました。自分が何をしたいのかわからないまま、とにかく何か行動しなくてはいけないと考えていました。私と同じように就職活動に焦りを感じている方がいるかもしれません。しかし、周囲を気にする必要はありません。遅くてもいいので、様々な企業や業界を見たり、聞いたりして自分が本当にやりたいことを見つけてください。就職してからは泣きたい位つらい事が必ずあると思いますが、そのような時は、なぜこの会社に決めたかもう一度、今の仕事に決めた事を思い返してみてください。