ダイバーシティ推進 Diversity and Inclusion

吉澤 祐香 西日本農業研究センター 地域戦略部研究推進室推進チーム チーム員 民間企業での勤務を経験後、農研機構に転職。本部総務部つくば管理センター調達チームを経て、現職。

これからもいろんな知識や人とのつながりを増やしていきたい

人の役に立ちたい、という想いから

人の役に立ちたいという想いが強く、学生時代には、外国から移住してきた子どもたちに日本語を教えるボランティアをしていました。働くなら人の役に立ち、社会に貢献できる仕事に就きたい、と思っていました。
テレビのニュースや新聞などで日本の農業の担い手不足や食糧自給率の低さが取り沙汰されていて、それらの問題に以前から関心を持っていました。たまたま転職サイトで農研機構を見つけて調べてみると、そういった社会問題を解決するためにさまざまな研究がされていることを知りました。農研機構で研究のサポートをすることで社会に貢献できると思い、転職しました。また、経済学部出身で大学のゼミでは民間企業の財務諸表から経営分析をおこなっていた経験もあり、独法会計の財務諸表も分析できるようになったら面白いだろうな、と思ったのも農研機構を選んだ理由のひとつでした。

生涯働き続けたいから、転職を決めた

以前は銀行に勤めていて、窓口と営業をメインにおこなっていました。営業はすごくやりがいを感じていましたが、子育てしながら働くイメージがあまり持てず、家庭を持っても長く働き続けたいと思っていたので、転職を決めました。
農研機構は女性が働きやすい環境だと思って選びましたが、実際就職してみたらイメージ通りでした。職場には子育て中の方もいて、お子さんが熱を出して早退しなくてはならなくなった時にも同僚や上司に相談しやすい雰囲気で、今後自分も子育てすることになった時にも安心して働ける良い環境だなと思いました。

現在の担当業務

主に4つあります。1つめは、研究成果を実際の農地に導入して効果を実証する現地実証試験の契約締結業務。農家さんの圃場を借りて実証試験をおこなう前に覚書の作成や締結などの業務をしています。2つめは、所内会議の運営業務。議題や資料の取りまとめ、提出書類のチェック、所長や部長への事前の資料説明などをしています。3つめは、招聘業務。西日本農業研究センター主催の会議に外部の方をお招きする際の、依頼文書作成や発送、謝金や旅費の支払いに必要な書類作成をしています。4つめは、会議開催準備。西日本農業研究センターでは、近畿中国四国農業試験研究推進会議というものをやっていて、その会場の手配や設営などの運営業務をおこなっています。覚えることも多いですが、ひとつのことだけでなく幅広く色々なことを学びたいとずっと思っていたので、とても貴重な経験をさせてもらっています。

常に感謝の気持ちを忘れずに

一緒に働く上司や仲間たちには、常に感謝の気持ちを持って仕事をしています。まだまだ分からないことも沢山あって教えてもらうことが多いです。当たり前のことですけど、「ありがとうございます」とお礼を言うこともすごく大切にしています。何かしてもらった時はもちろんですが、「こうしたほうがいいんじゃない」など仕事へのアドバイスをいただいた時にもお礼を言うようにしています。

西日本での様子

みなさんいい人たちばかりで、仕事への質問に対しても優しく丁寧に教えてくれたり、初めての転勤、知らぬ土地での仕事で不安な中、気にかけて話しかけてくれたりと、みなさんには本当によくしていただいて感謝しています。
本部にいたときは、研究者の方とは電話やメールでしかやりとりすることがなくて、直接お会いするのは稀でしたが、こちらに来てからは、疑問に思ったことがあれば研究者さんの部屋を訪ねて直接質問しています。気さくな方が多くて聞きやすいです。地域の拠点は人との距離が近いなと思いました。
仕事以外では、食べることがすごく好きなので、近所のパン屋さんを巡って食べ比べをしてお気に入りのお店を探したり、職場のみなさんに教えてもらったおすすめのお店に行ってみたりしています。最近はお菓子作りをするようになって、こないだはシフォンケーキを作りました。

これからのこと

今後もいろんな業務に携わっていろんな知識を増やしていきたいです。農研機構は全国に研究センターがあるので、いろんな地域に行ってみたいですね。そしていろんな人たちとのつながりを作っていきたいと思っています。

ディズニーランドが好きでよく行きます。ここが私のアナザースカイ(笑)/コロナ禍の中、休日を家で過ごすようになってからは、お菓子作りでストレス発散!写真はシフォンケーキを作った時のものです。/体を動かすことが好きで、スポーツジムに通ったり、山登りをします。写真は富士山に登った時の写真です。初挑戦でしたが、登頂に成功しました!