ダイバーシティ推進 Diversity and Inclusion

多様な人材の育成と融合で新たなイノベーション創出を目指します

現在、世界はAIを中心とした第4次産業革命とも言われる大きな変革期にあります。このように大きな変革の時代には、斬新かつ柔軟な発想と革新的な技術で、次の時代を再構築するイノベーションを創出することが強く求められています。その原動力となるのは人材です。

性別・国籍・年齢だけでなく、様々な専門知識や経験を有する多様な人材が入り交じり、融合するオープンイノベーションが極めて重要です。農研機構は、多様な人材の一人ひとりが能力を最大限発揮できる組織風土を醸成するとともに、人と人、そして組織と組織の間の連携を徹底的に強化して、イノベーション創出を加速します。

このような理念の基で、農研機構では、多様な専門分野・多様なキャリアの人材の採用を進めるとともに、女性職員の管理職への登用、マネジメント人材や若手人材の育成と流動化などにも積極的に取り組んでいます。さらに、子育て・介護などに従事している職員にも働きやすい環境を提供するため、一時預かり保育室を運営するなど、職員のワークライフバランスの向上を推進し、女性活躍推進企業認定「えるぼし(最高位の3つ星)」や子育てサポート企業認定「くるみんマーク」を取得しています。2025年2月には、より高い水準の取り組みを行っている企業に対して認定される「プラチナくるみんマーク」を取得しました。

農研機構は、ダイバーシティが進む組織、それぞれの領域で一流の人材が育ち、活躍する組織を実現し、人材の力を結集して世界に冠たる一流の研究組織となることを目指します。

国立研究開発法人
農業・食品産業技術総合研究機構
理事長 久間 和生
KYUMA Kazuo