久間 和生 (きゅうま かずお)
国立研究開発法人
農業・食品産業技術総合研究機構 理事長
前 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 常勤議員
元 三菱電機株式会社 代表執行役副社長
1949年東京生まれ
1972年東京工業大学工学部電子工学科卒業
1977年東京工業大学大学院 博士課程電子物理工学専攻修了(工学博士)
同年三菱電機株式会社入社。中央研究所(現先端技術総合研究所)配属、光ファイバセンサ、光ニューロチップ、人工網膜チップ、画像処理などの研究開発と事業化を推進。
先端技術総合研究所所長、常務執行役開発本部長、専務執行役半導体・デバイス事業本部長を歴任、2011年代表執行役副社長として同社の発展に寄与。
2013年内閣府総合科学技術会議議員(常勤)、2014年内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員(常勤)。2018年4月から現職。
この間、カリフォルニア工科大学客員研究員、東京工業大学、大阪大学、神戸大学、慶應義塾大学等の客員教授、非常勤講師を歴任。
光産業技術振興協会櫻井健二郎氏記念賞(1991年)、大河内記念技術賞(2000年)、発明協会全国発明表彰(2001年)、新技術開発財団市村産業賞(1996年)他を受賞。
IEEEライフフェロー、OSA、応用物理学会(功労会員)、電子情報通信学会、計測自動制御学会(名誉会員)、レーザー学会の各フェロー。日本工学アカデミー、日本農学アカデミー会員。
2013年3月から2018年2月まで「総合科学技術・イノベーション会議」の常勤議員として、内閣総理大臣、科学技術政策担当大臣のリーダーシップの下、各省を俯瞰する立場から、科学技術・イノベーション政策の企画立案及び総合調整に従事し、新たな国家プロジェクトSIP、ImPACTの創設と推進、Society5.0のコンセプト構築等に貢献した。
2018年4月から農研機構理事長に就任。産業界、農業界、大学、研究機関との連携を徹底的に強化し、農業・食品分野におけるSociety5.0実現のための科学技術イノベーションの創出を推進する。