
高度解析センター 概念図
高度解析センターは、整備や維持管理に高額な費用を要し、使用に高度な技術やノウハウを必要とする機器(以下、高度解析機器)、およびそれらの機器を用いた分析・解析の専門研究者等から成る、共同利用を目的とした研究基盤組織です。農研機構全体の研究基盤組織として、地域農業研究センター、研究部門、重点化研究センター(以下「内部研究組織」)の研究者にその施設および機器を利用していただくとともに、要望に応じた分析・解析支援を行い、内部研究組織だけでは実施が困難な高度な化学分析や分子生物学的解析を受け持つことにより、内部研究組織と一体になって研究課題を遂行します。併せて、分析・解析を希望する研究者に対して、機器分析等を専門とする研究者によるコンサルティングを行うことにより、これまで敷居の高かった高度機器解析に対するイメージを払拭し、高度解析機器の一層の有効活用を図るとともに、法人全体の研究推進の加速や研究成果の質の向上に貢献します。
また、高度解析機器の性能を最大限発揮できる技術(人材)やメンテナンス状態を保持するとともに、新たな分析・解析技術に関する研究開発を行うことにより、農業・食品分野における我が国トップレベルの分析・解析センターとしての役割を担い、民間企業や都道府県、大学等との共同研究等の促進に寄与するとともに、外部からの依頼分析にも対応し、我が国の農業・食品分野全体の研究開発の活性化に貢献します。
高度解析センターでは、4つの解析チームがあり、専門分野別の分析・解析技術に関する研究開発を行うとともに、解析支援(農研機構内部研究組織のみ)、施設・機器の利用、依頼分析を行います。
各解析チームの概要、および施設・機器の利用、依頼分析の内容は、各ページをご覧ください。