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異常プリオン蛋白質接種マウスの解剖後の処理
(BSL3施設内実験室 安全キャビネット内)
ウェスタンブロット法
現在ヨーロッパや日本で広く用いられている、抗原抗体反応を利用して異常プリオン蛋白質を検出する免疫学的検査法のひとつです。
電気泳動で分子量に従って展開した蛋白質を膜に転写し、膜上で抗原抗体反応を行います。
PK(蛋白質分解酵素プロテイナーゼK)処理によって正常プリオン蛋白質は分解されバンドは消失しますが、異常プリオン蛋白質は残存しバンドはそのまま検出されます。
異常プリオン蛋白質に特異的な3本のバンドのパターン(右端)も確認できます。