動物衛生研究部門

NIAH病理アトラス

兎出血病 (届)

Rabbit Hemorrhagic Disease

肉眼像 Macropathology

横臥、この直後に飛び跳ねて死亡。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
横臥、この直後に飛び跳ねて死亡。
肝臓。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
肝臓。
肝臓の褪色と脆弱化。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
肝臓の褪色と脆弱化。
腎臓の腫大、うっ血。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
腎臓の腫大、うっ血。
腎臓の腫大、うっ血。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
脾臓の腫大、うっ血。

病理組織像 Histopathology

小葉周辺性肝細胞壊死。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
小葉周辺性肝細胞壊死。
肝細胞は核濃縮、核崩壊、核融解に陥り、細胞質は好酸性を増し均質化死。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
肝細胞は核濃縮、核崩壊、核融解に陥り、細胞質は好酸性を増し均質化死。
肺の出血。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
肺の出血。
腎糸球体の硝子血栓 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
腎糸球体の硝子血栓。

免疫染色像 Immunohistochemistry

小葉周辺性にウイルス抗原陽性反応が分布。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
小葉周辺性にウイルス抗原陽性反応が分布。
ウイルス抗原陽性反応は、核崩壊等の変性肝細胞では細胞質の辺縁に強く、核が原形を保持している細胞では細胞質全域にみられる。 兎、自然感染例(原図:伊藤謙一)
ウイルス抗原陽性反応は、核崩壊等の変性肝細胞では細胞質の辺縁に強く、核が原形を保持している細胞では細胞質全域にみられる。