目次
1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農村工学研究部門の動き
5)つれづれなるままに
6)研究者の横顔
1)トピックス
■令和3年2月福島県沖を震源とする地震災害に対する農研機構防災会議の開催について
農研機構は、令和3年2月13日23時08分に発生した福島県沖を震源とするマグニチュード7.1の地震に伴い、東北及び関東地方への災害に係る第1回農研機構防災 会議(2月15日11時、農村工学研究部門緊急防災対策室)を開催しました。
研究推進部 研究推進室(防災会議事務局)
(関連URL)
■研究紹介動画「農業水利施設の保全管理 インフラメンテナンスってどんなもの?」を新規公開しました
老朽化したコンクリート水路に対して、全国各地で補修工事が行われています が、補修材料についても次第に劣化が進行してきています。
施設を長持ちさせるためには、その劣化状態を診断することが重要です。
しかし、補修材料は10mm程度と非常に薄いため現場での診断が難しく、従来行われてきた方法では、作業が煩雑であったり、危険が伴うことも少なくありませんでした。
そこで、農村工学研究部門では、現場でも簡単かつ安全に、補修材料の劣化状態を測定できる手法の研究開発を行っています。
動画では、新しい3つの診断手法「円形付着子」、「コアビット法」、「デプ スゲージ法」について分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
施設工学研究領域 施設保全ユニット研究員 金森拓也
(関連URL)
- (1) 「農業水利施設の保全管理 インフラメンテナンスってどんなもの?」
https://youtu.be/yuzL6O7p8EA - (2) NARO channel
https://www.youtube.com/user/NAROchannel - (3) 農村工学研究部門の動画一覧
https://www.youtube.com/playlist?list=PLW99yTRNzVkNDB0HaCIwbaqGa-m4ikBF2
2)イベント情報
■SATテクノロジー・ショーケース2021がオンラインで開催されました
SATテクノロジー・ショーケース2021が2021年2月19日(金)にオンラインで開催され、つくばや首都圏で活躍する研究者・技術者が、最新の研究成果、アイディア等を1分間のプレゼンテーションとポスター展示で発表しました。
研究分野は、農林水産をはじめ、環境、医療や生命科学、資源・エネルギー、物質・材料、情報通信、ナノテクノロジー等、多岐に渡り、発表件数は全部で86件でした。
当部門からは、水利工学研究領域 水域環境ユニット 竹村武士ユニット長らにより、参加型調査に向けた農業水路の「魚の棲みやすさ評価プログラム」が発表され、多くの参加者らによる異分野交流となりました。
研究推進部研究推進室 渉外チーム 重田一人
(関連URL)
- SATテクノロジー・ショーケース2021
https://www.science-academy.jp/showcase/20/index.html
3)新技術の紹介
■知的財産情報(28)「受信機の適地判定方法、及び受信機の適地判定システム」が登録されました
国際航業株式会社と農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
【特許番号】特許第6829800号
【登録日】令和3年1月27日(2021.1.27)
【発明の名称】受信機の適地判定方法、及び受信機の適地判定システム
研究推進部 研究推進室渉外チーム長 猪井喜代隆
(関連URL)
4)農村工学研究部門の動き
■情報分析官との令和2年度「第2回技術交流会議」をオンラインで開催しました
2月18日(木)、リモート開催(テレビ会議)により、令和2年度「第2回技術交流会議」を開催しました。この会議は、情報分析官と農村工学研究部門研究員との間で、行政現場において必要とされる調査研究や技術開発事項や、研究成果の行政現場への適用の拡充などについて意見交換を行い、今後の調査研究に反映させることを目的としています。平成23年度に開始して、これまでに21回開催されています。
技術移転部 教授 和田充和
(関連資料)
5)つれづれなるままに
■とあるおっさんの四方山話
第30回 「世間は狭い」
人間、半世紀以上も生きていると、思いもかけない偶然に出会う機会がある。
初めて話した相手に共通の知人がいたりなど、世間の狭さを実感する経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。
そこで、筆者がいままで経験した世間の狭さを感じた驚きの経験を綴ってみたい。なお、やや話をぼかしたり、細かいところに記憶があいまいな部分があるが、すべて筆者の実際の経験である。
とあるおっさん
(関連資料)
6)研究者の横顔
■若杉 晃介(わかすぎ こうすけ)
(年齢のわりに、行動が)「若過ぎる!」と冷やかされることの多い、若杉さんです。
いつも元気で、物怖じせず、フロンティアスピリッツにあふれています。
「研究者の横顔」企画でも第1号で幸先良い出だしを飾ってくれました。出戻 りで2回目となる、今回はいかに......
(他己紹介) 吉永育生
(自己紹介)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/129/06-01.pdf
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【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム