農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第144号 (2022年5月号)

目次

1)トピックス
2)農村工学通信より
3)技術研修室より
4)農村の草花
5)研究者の横顔

1)トピックス

■農村工学研究部門の研究員が2022年度日本農業工学会で受賞しました

5月14日(土)、森山英樹元地域資源利用・管理グループ上級研究員が2021年度日本農業工学会賞を、北川巌農地整備ユニット長補佐がフェローを受賞されました。

研究推進部 研究推進室渉外チーム

(関連URL)

http://www.jaicabe.org/index.html

■農研機構公式YouTubeチャンネル「NAROchannel」への誘い

農研機構のYouTubeチャンネルNAROchannelでは、現在、約200本の動画が公開されています。農村工学研究部門の技術だけでなく新品種やレシピまでおいしい情報が公開されています。
農村工学研究部門はこれからもよい動画を提供できるよう努めてまいります。

研究推進部 研究推進室 笹倉亜希子

(関連URL)

2)農村工学通信より

■研究成果より「グラウトを用いた農業用パイプ屈曲部の耐震対策技術」

大きな地震が発生した際には、農業用パイプにも被害が発生しています。パイプに被害が発生すると、田んぼや畑で水が使えなくなるだけでなく、道路や家屋等にも被害を与えることがあります。地震時のパイプの被害を抑えるには、被害の多い屈曲部の対策を行うことが重要です。そこで、この部分の砂にグラウト(最初は水のようにサラサラしているが、時間が経つと固まる液体)を注入することで、砂を固めて強くする方法を提案しています。ぜひご覧ください。

(関連URL)

3)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催について

令和4年度の農村工学技術研修については、昨年度1回しか開催できなかった「基礎技術研修」を1回増やし3回実施することとし、全17回の研修を実施します。また、研修期間が長期間に及ぶ「基礎技術研修」や研修期間が2週間の「用水計画と河川協議研修」については、研修生が参加し易いよう研修期間の一部をWeb形式とし集合形式の研修時間を短縮するなど研修内容の見直しを行いました。

技術移転部 移転推進室

(関連資料)

4)農村の草花

■直立した茎に鈴なりに特徴的な果実をつけるおなじみの草には、いつのまにか仲間がいっぱい? ~ギシギシ~

この季節、全国の道ばたや空き地などに1mほどになる果実が特徴的なギシギシがよく目立つようになります。このギシギシ、農地では強害雑草となりますが、薬草にも食用にもなる有益な面も持ち合わせています。最近では、外来の類似種が多く見られるようになり、本家本元のギシギシが追いやられつつあることに気づいていましたか。

施設工学研究領域施設保全グループ 上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

5)研究者の横顔

■髙田亜沙里(たかだ あさり)

今回の「研究者の横顔」は、水利工学研究領域 流域管理グループの高田亜沙里さんです。
高田さんは、日本の流域を対象として気候変動が水資源に及ぼす影響について研究しておられます。
過去に海外調査にも積極的に出かけていたそうで、とてもアクティブな方だなと印象を受けました。
研究以外では、お笑いにとてもはまっているそうなので、今度お会いした時に私がボケたらツッコミを入れてくださいね。

他己紹介 大橋雄太

(自己紹介)

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研究推進部 研究推進室 渉外チーム