農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第161号 (2023年10月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農工研ニュースより
5)技術研修室より
6)農村工学研究部門の動き
7)見学だより
8)農業水利施設の魅力を知ってほしい
9)研究者の横顔

1)トピックス

■高橋 光男 農林水産大臣政務官 農研機構の研究現場をご視察

2023年10月11日(水曜日)に、高橋光男 農林水産大臣政務官が農研機構(つくば地区)を訪問され、最先端の農業研究に係る取り組みをご視察されました。

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2)イベント情報

■アグリビジネス創出フェア2023に農研機構が出展します

11月20日(月)~22日(水)にかけて「アグリビジネス創出フェア2023」が開催され、農研機構が出展いたします。

今年度もオンラインサイトでの公開も行っており、農工研の研究についても出展を行います。

参加者登録が必要ですので、是非登録のうえご来場ください。

日時 2023年11月20日(月) ~11月22日(水)の3日間
場所 東京ビッグサイト南2ホール

オンラインサイト
日時 2023年10月3日(火) ~2024年3月15日(金)

研究推進部 研究推進室 渉外チーム

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■国際競争力強化技術開発プロジェクト
シンポジウム:農地基盤のデジタル化によるスマート農業の機能強化技術の開発の開催について-参加者を募集しています-

農研機構農村工学研究部門では、令和3年度から令和5年度の3カ年、農地基盤に関する3次元デジタル情報をスマート農業や農地基盤の維持管理に活用できるプラットフォームを構築することにより、スマート農業の生産性向上や効率的な情報化施工、農地基盤の維持管理の省力化等に貢献するためのプロジェクト研究を推進してまいりました。

本プロジェクトの最終年度に当たり、これまで得られた研究成果を広く関係者に周知するとともに開発技術の現場での活用に向けた普及を図るためにシンポジウムを開催することと致します。

当部門では、現在シンポジウムの参加者を募集しております。
詳しくは添付のファイルを御覧の上参加申し込みをお願いします。

農地基盤情報研究領域 農地整備グループ長 宮本輝仁

(参考資料)

■農山漁村エネルギーマネジメントシステム(VEMS:Village Energy Management System)に関する学会セッションを開催しました(9月7日)

農村工学研究部門では2021年度から2022年度にNEDO先導研究プログラム「農山漁村地域のRE100に資するVEMSの開発」を代表機関として受託し、企業、大学、国研を含めた9機関で取り組んでまいりました。本研究では、農村に潤沢に存在する再生可能エネルギー資源(小水力、太陽光、バイオガス発電、農業用水路の流水熱、地中熱、地下水熱など)の利用を地域でマネジメントするための技術開発を行いました。

本プロジェクトの成果報告と社会実装に向けた議論をすすめるため、9月7日に農業環境工学関連学会2023年合同大会(開催期間:9月4日~9月8日、開催場所:茨城県つくば市)においてセッションを企画・開催いたしました。

資源利用研究領域 地域資源利用・管理グループ研究員 土屋遼太

(参考資料)

3)新技術の紹介

■知的財産情報(55)「水中作業具及び水中作業システム」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7339658号
  • 【登録日】令和5年8月29日(2023.8.29)
  • 【発明の名称】水中作業具及び水中作業システム

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏

(関連URL)

4)農工研ニュースより

■Web版「農工研ニュース」133号が発行されました

今号では、遠藤和子 資源利用研究領域長による巻頭言をはじめ、3件の研究成果が掲載されています。さらに特集としまして、2023年度農業農村工学会大会で学会賞を受賞した職員の受賞のことばを掲載しています。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 重田一人

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5)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催(2023年10月号)

農村工学研究部門では10月上旬にかけて、農村工学中堅技術から専門技術まで3件の技術研修を行いました。

技術移転部 技術研修室

(関連URL)

6)農村工学研究部門の動き

■河北水・土・里POWERフェスティバルにて研究成果の広報活動を実施しました

10月15日(日)に寒河江川土地改良区の主催で山形県河北町にて開催されました「河北水・土・里POWERフェスティバル」において研究成果の広報活動を実施しました。

水利工学研究領域 水利制御グループ主任研究員 人見忠良

(関連資料)

■令和4年度 試験採用研究職員 滞在研修レポート

農研機構は今年度の試験採用研究職員は、本人が所属する以外の農研機構内の研究センター・部門において長期滞在研修を行うことになりました。

今年度は、以下の研究員から感想をいただきました。所属は当時の研究グループになります。

  • 農村工学研究部門農地整備グループ 丸尾啓太研究員
  • 地域資源利用・管理グループ 井上賢哉研究員
  • 地域資源利用・管理グループ 向峯 遼研究員
  • 地域資源利用・管理グループ 吉 鴻一研究員

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

■インターンシップ制度を活用した大学生の実務体験

農研機構では、最先端の研究開発スキルや考え方および取り組み方の体験を目的として、学生を対象としたインターンシップを実施しています。8月28日から9月8日にかけて2名が、9月12日から15日の日程で1名が農村工学研究部門を訪れ、実務体験をしました。

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

7)見学だより

■東京農工大学農学部1年生の見学が開催されました

9月28日、東京農工大学農学部1年生19名が、「地域生態システム学実習」の一環として当部門を見学しました。引率教員として、加藤先生、斎藤先生、島本先生が参加されました。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 後藤眞宏

(関連資料)

■山形県鶴岡地区農道水路管理協議会の見学が開催されました

10月10日、山形県鶴岡地区農道水路管理協議会7名の皆さんが当部門を見学しました。当協議会は、鶴岡市周辺のほ場整備や水路整備が終了し、市街化が進展している地域で維持管理をしている団体です。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 後藤眞宏

(関連資料)

■東京農業大学の見学が開催されました(2023年10月)

10月11日、東京農業大学の協定校であるメキシコ国チャピンゴ自治大学から短期受け入れ学生24名、東京農業大学院生6名、引率教員として、岡澤先生、チャピンゴ自治大学LOPEZ先生他、計34名が見学しました。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 後藤眞宏

(関連資料)

8)農業水利施設の魅力を知ってほしい

■埼玉県は魅力ある農業水利施設であふれている(その 1;備前渠用水 2023年 10月)

当方は つくばに住んでいるので埼玉県は身近なエリアである。そのため、いろいろな農業水利施設を見に行っているが、どこに行っても飽きることはない。第6回はその埼玉県の中から備前渠用水に着目する 。

農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一

(関連資料)

9)研究者の横顔

■松本 宜大(まつもと よしひろ)

今回の「研究者の横顔」は農地基盤情報研究領域 農地整備グループの松本宣大さんです。
松本さんは大学時代に引き続き、農地の土壌に関する研究に取り組まれています。
プライベートでは、趣味として鉄道での旅行や登山などをされており、とてもアクティブな方です。
研究にも非常に熱心に取り組んでおり、同じ2年目研究員ですが、私もその姿勢を見習わなくては...と思っています。

(他己紹介) 木村 優世

(自己紹介)

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