目次
1)トピックス
2)新技術の紹介
3)農工研ニュースより
4)農業水利施設の魅力を知ってほしい
1)トピックス
■白旗グループ長補佐が「第7回インフラメンテナンス大賞」で優秀賞を受賞しました
第7回インフラメンテナンス大賞優秀賞として、当研究部門の白旗克志流域管理グループ長補佐の研究 「地下水位の潮汐応答分析による地下ダム止水機能監視技術の開発」が優秀賞に選ばれました。
この技術は海に接する帯水層に造られた地下止水壁の機能を連続的に監視できる技術で。開発技術では、地中の止水壁を挟んで海側と内陸側の地下水位の時間変化データにみられる潮の満ち引きの影響による周期的振動(潮汐応答)を分析し、二地点の振動の大きさの関係から間の壁の止水機能を評価することによって、市販の地下水位観測機器を設置して得られる連続データを用いた分析により、沖縄・奄美で貴重な農業用水源として使われている地下ダムの機能の連続監視を可能としたものです。
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2)新技術の紹介
■知的財産情報(59)「液状化対策工法及び液状化対策構造」が登録されました
農研機構と国立大学法人神戸大学と国立大学法人茨城大学が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7394344号
- 【登録日】令和5年11月30日(2023.11.30)
- 【発明の名称】液状化対策工法及び液状化対策構造
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
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■知的財産情報(60)「農業用の配水システムおよびその運転方法」が登録されました
農研機構と株式会社ソフテックが出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7399394号
- 【登録日】令和5年12月8日(2023.12.8)
- 【発明の名称】農業用の配水システムおよびその運転方法
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
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3)農工研ニュースより
■Web版「農工研ニュース」134号が発行されました
今号では、農研機構理事長の巻頭言をはじめ、3件の研究成果が掲載されています。さらに、特集といたしまして、昨年11月に4年ぶりに対面で開催されました実用新技術講習会及び技術相談会の記事を掲載しています。
研究推進部 研究推進室渉外チーム 重田一人
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4)農業水利施設の魅力を知ってほしい
■川崎の住宅街を流れる二ヶ領用水は見ごたえがある(2024年1月)
神奈川県の政令指定都市川崎市には、江戸時代に多摩川右岸において二ヶ領用水が整備された。現在ではほとんど田畑もなくなり、かんがい目的での利用はほぼ皆無となったが、周辺住民の水路沿いの散歩などで利用されている。今回は二ヶ領用水の2つある頭首工から途中の久地円筒分水工までを紹介する。
農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一
(関連資料)
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研究推進部 研究推進室 渉外チーム