目次
1)トピックス
2)新技術の紹介
- ■(プレスリリース) 家畜ふん尿由来液肥を効果的に散布可能な低コストなスラリーインジェクターを開発
- ■知的財産情報(64)「減圧弁を制御するパイロット弁およびフィルタの洗浄システム、およびパイプライン施設」が登録されました
- ■知的財産情報(65)「情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム」が登録されました
- ■知的財産情報(66)「管水路の異常検知システム、推定装置、学習モデル生成装置、管水路の異常検知装置、管水路の異常検知方法、推定方法、及び学習モデル生成方法」が登録されました
3)農工研ニュースより
4)農村工学研究部門の動き
5)見学だより
6)農業水利施設の魅力を知ってほしい
7)研究者の横顔
1)トピックス
■渡嘉敷所長が2024年度日本農業工学会フェローを受賞されました
5月12日、渡嘉敷勝所長が2024年度日本農業工学会フェローを受賞しました。
研究推進部 研究推進室渉外チーム
(関連URL)
- 受賞された渡嘉敷所長
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/168/01-01.pdf - 日本農業工学会
http://www.jaicabe.org/ - 農業農村工学会 5月12日事務局からのお知らせに記事が掲載されています
https://www.jsidre.or.jp/
■増川晋 元・施設工学研究領域長が令和5年度ダム工学会賞功績賞を受賞されました
増川晋 元・施設工学研究領域長(現・再雇用職員)が2024年5月16日に一般社団法人ダム工学会賞功績賞を受賞されました。
研究推進部 研究推進室渉外チーム
(関連URL)
- 受賞された増川元領域長
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/168/01-02.pdf - 一般社団法人ダム工学会
http://www.jsde.jp/
2)新技術の紹介
■(プレスリリース) 家畜ふん尿由来液肥を効果的に散布可能な低コストなスラリーインジェクターを開発
農研機構は、株式会社北海コーキ、株式会社北海道クボタと共同で、これまで主に草地、水田に表面散布されていたメタン発酵消化液や家畜ふん尿スラリー等の液肥を土中に施用でき、既存機械を活用することにより低コストな2機種のスラリーインジェクターを開発しました。本機は、液肥を土中に注入してアンモニアの揮散を抑制することにより、液肥中の窒素を有効利用できるだけでなく、施用時の臭気を軽減することも可能となります。本機の活用により、メタン発酵消化液や家畜ふん尿スラリー等の液肥について、周辺地域や環境に配慮しながら有効な肥料資源として循環利用を促進することが期待されます。
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
(関連URL)
■知的財産情報(64)「減圧弁を制御するパイロット弁およびフィルタの洗浄システム、およびパイプライン施設」が登録されました
農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7477842号
- 【登録日】令和6年4月23日(2024.4.23)
- 【発明の名称】減圧弁を制御するパイロット弁およびフィルタの洗浄システム、およびパイプライン施設
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
(関連URL)
■知的財産情報(65)「情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム」が登録されました
農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7479685号
- 【登録日】令和6年4月26日(2024.4.26)
- 【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
(関連URL)
■知的財産情報(66)「管水路の異常検知システム、推定装置、学習モデル生成装置、管水路の異常検知装置、管水路の異常検知方法、推定方法、及び学習モデル生成方法」が登録されました
農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7482486号
- 【登録日】令和6年5月2日(2024.5.2)
- 【発明の名称】管水路の異常検知システム、推定装置、学習モデル生成装置、管水路の異常検知装置、管水路の異常検知方法、推定方法、及び学習モデル生成方法
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
(関連URL)
3)農工研ニュースより
■ほ場間移動に対応したロボット農機用のスマート農場の設計支援ツール
ほ場間移動に対応した自動走行農機を導入する際には、車両が走行路を逸脱したり、横転したり、あるいは障害物に接触したりするなどの事故リスクに対して、あらかじめ走行路に支障のある箇所を抽出し、安全な走行路を確認・整備しておく必要があります。さらに、ほ場間を無人で移動するための自動走行用デジタルマップの整備が必要となります。これらのニーズに対応するには、実際の農場を再現したサイバー空間上で、地理空間情報データに基づいた走行シミュレーション技術が欠かせません。
そこで、全国各地で自動走行農機用に適した農場整備およびデジタルマップの整備を簡易に実施できる設計支援ツールの開発を行いました。
ぜひご覧ください。
研究推進部 研究推進室渉外チーム
(関連URL)
4)農村工学研究部門の動き
■農研機構における農業農村工学系の研究職員の試験採用について
農研機構では農業農村工学系の研究職員の採用を行います。
2022~2024年度国家公務員採用総合職試験(「農業農村工学」「デジタル」区分)の合格者を対象に、6月17日から19日に(1次試験)、6月21日に(2次試験)に実施する面接試験により選考を行います。
(問い合わせ先)
〒305-8517 茨城県つくば市観音台3-1-1 農研機構
人事部 (採用試験担当)
電話 : 029-838-7947FAX : 029-838-8955
メールアドレスは関連URL先に記載
(関連URL)
5)見学だより
■東京農業大学の見学が開催されました
5月10日、東京農業大学と同大学の協定校であるメキシコ国チャピンゴ自治大学から短期受け入れ学生16名、東京農業大学院生9名、引率教員として、トウ先生、チャピンゴ自治大学LOPEZ先生他、計28名が見学しました。
研究推進部 研究推進室 後藤眞宏
(関連資料)
6)農業水利施設の魅力を知ってほしい
■上杉氏によって整備された西根堰 (2024年5月)月
今月は、福島県中通り地方の北部にある、西根堰を紹介する。
農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一
(関連資料)
7)研究者の横顔
■吉村亜希子(よしむら あきこ)
今回の「研究者の横顔」は、空間情報グループの吉村上級研究員です。
農家や土地改良区といった研究の出口のユーザー目線に立たれた実に細やかな心配りができる方です。優しくも観察眼にするどい眼差しだからこそ、海の中でも素敵な出会いがあるのでしょう。
(他己紹介) 中田 達
(自己紹介)
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【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム