農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第182号(2025年7月号)

目次

農工研の情景(2025年7月撮影)
農工研の情景(2025年7月撮影)
1)トピックス
2)新技術の紹介
3)農工研ニュースより
4)技術研修室より
5)農村工学研究部門の動き
6)或る農業研究員の放浪記
7)研究者の横顔

1)トピックス

■(お知らせ)「農業農村整備のための実用新技術成果選集(2025年)」の刊行について

本冊子は、昨年度までにまとめられた普及成果や今後実用化が期待される研究成果について、テーマ別に1ページの概要版でご紹介するものです。令和6年度新規として、24件の研究成果を追加掲載しています。

7月下旬にホームページを更新予定です。

更なる研究開発、社会実装に取り組んでまいりますので、幅広くご活用いただければ幸いです。

技術移転部 移転推進室長高木繁光

(関連URL)

■最新の研究成果を2025年度農業農村工学会大会講演会にて発表します

9月2日から5日まで2025年度(第74回)農業農村工学会大会講演会が宇都宮大学陽東キャンパスにて、現地およびオンラインで開催されます。今年度も、当研究部門の職員が発表する日時と会場を読者の皆様にお知らせいたします。

質問や感想を当日の会場やWeb上、または、農研機構問合せフォームを通じてお寄せ下さい。なお、大会講演会プログラムの詳細は2025年度(第74回)農業農村工学会大会講演会 大会専用ホームページをご覧下さい。

(関連資料)

2)新技術の紹介

■知的財産情報(77)「水量予測装置、水量予測方法、およびプログラム」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7696184号
  • 【登録日】令和7年6月12日(2025.6.12)
  • 【発明の名称】水量予測装置、水量予測方法、およびプログラム

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査伊藤 もも

(関連URL)

3)農工研ニュースより

■ため池の空き容量確保による貯水位上昇に対する抑止効果の可視化

140号は、北川農地基盤情報研究領域長の巻頭言をはじめ、3件の研究成果が掲載されています。

また6月に行われた見学についても掲載しています。

ぜひご覧ください。

研究推進部研究推進室

(関連URL)

4)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催(2025年7月号)

6月16日から7月4日にかけて、対面研修で3件の研修を行いました。

今回はこの3件の研修の様子をお届けします。

技術移転部 技術研修室

(関連資料)

5)農村工学研究部門の動き

■令和7年度「第1回技術交流会議」(農林水産省情報分析官との情報交換会)開催

6月25日午後、恒例の農水省農村振興局、関東農政局の7名の「情報分析官」との情報交換のための「技術交流会議」を対面/Webハイブリッド形式で開催しました。国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の農村開発領域長にもこれまで同様ご参加頂きました。。この会議は平成23年度より基本的に毎年2回開催してきています。

技術移転部 教授中矢 哲郎

(関連資料)

6)或る農業研究員の放浪記

■第4話 終戦から80年、谷田部・観音台の先史 1

今年の8月15日で終戦から80年となります。第二次世界大戦というと、東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎の原爆被害などの出来事が取り上げられることが多いです。しかし、農研機構が立地する足元のつくば、谷田部・観音台の地も戦争に深く関わっていました。今回は、タイムトラベルをして、この地における戦争の記憶の旅に出たいと思います。

すこし長くなってしまったので、2編に分けて今回は前編をお届けしたいと思います。

さすらいの研究員

(関連資料)

7)研究者の横顔

■成岡 道男(なるおか みちお)

今回の「研究者の横顔」は、地域資源利用・管理グループの成岡主任研究員です。
成岡さんは、農研機構では数少ない鳥獣害対策の専門家で、しかも地域の鳥獣害対策活動に自ら参加する、実践的でユニークな研究者です。今回の記事では、そこでのスリリングな体験談も綴られていますので、どうぞお楽しみください。

(他己紹介) 上田 達己

(自己紹介)

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