農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第185号(2025年10月号)

目次

農工研の情景(2025年10月撮影)
農工研の情景(2025年10月撮影)
1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農工研ニュースより
5)技術研修室より
6)農村工学研究部門の動き
7)見学だより
8)或る農業研究員の放浪記
9)研究者の横顔

1)トピックス

■最新の研究成果を第33回 日本雨水資源化システム学会大会にて発表します

11月1-2日に、石川県地場産協振興センター本館で開催される「第33回 日本雨水資源化システム学会大会」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましては日本雨水資源化システム学会のウェブサイトをご覧ください。

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■最新の研究成果を令和7年度地盤工学会四国支部技術研究発表会にて発表します

11月6-7日に、高知県吾川郡いの町の亀の井ホテル 高知で開催される「令和7年度地盤工学会四国支部技術研究発表会」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましては地盤工学会四国支部のウェブサイトをご覧ください。

日付:11月6日
題名:鋼矢板一列式工法で補強したため池堤体の動的遠心載荷模型実験
担当研究者:泉 明良

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■最新の研究成果を第76回農業農村工学会関東支部大会にて発表します

11月10日に、千葉県の幕張メッセ 国際会議場で開催される「第76回農業農村工学会関東支部大会」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましては千葉県のウェブサイトをご覧ください。

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■最新の研究成果を第46回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムにて発表します

11月12-14日に、島根県松江市のくにびきメッセで開催される「第46回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム(USE2025)」にて当部門の研究者が成果を発表します。

日付 : 11月12日
題名 : パッシブ測位のノイズ低減法:平均信号と逆フィルタを用いた相互相関シミュレーション
担当研究者 : 於保 拓高、藤田 侑希、石井 雅久、森山 英樹
題名 : 非同期的な音響波伝搬時間計測法を用いる気流分布の測定シミュレーション
担当研究者 : 藤田 侑希(農工研外の共同研究者あり)

詳細につきましてはUSE2025のウェブサイトをご覧ください。

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■最新の研究成果を物理探査学会第153回学術講演会にて発表します

11月26-28日に、島根県の米子コンベンションセンター ビッグシップで開催される「物理探査学会第153回学術講演会」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましては物理探査学会のウェブサイトをご覧ください。

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■最新の研究成果を2025年度農村計画学会全国大会にて発表します

11月29-30日に、山形県の山形大学農学部鶴岡キャンパスで開催される「2025年度農村計画学会全国大会」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましては農村計画学会のウェブサイトをご覧ください。

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2)イベント情報

■アグリビジネス創出フェア2025に農研機構が出展します

11月26日(水)~28日(金)にかけて「アグリビジネス創出フェア2025」が開催され、農研機構が出展いたします。

今年度もオンラインサイトでの公開も行っており、農工研の研究についても出展を行います。

参加者登録が必要ですので、是非登録のうえご来場ください。

日時 : 2025年11月26日(水) ~11月28日(金)の3日間
場所 : 東京ビッグサイト西3ホール
農工研の出展技術「ロボット農機支援システム」

【メインステージ・セミナー】
農研機構セミナー「未来の農業・食品産業の強化に貢献する技術カタログ」
日時 : 2025年11月27日(木) 10:20~12:20 のなかで8分程度

オンラインサイト
日時 : 2025年10月10日登録開始

研究推進部 研究推進室 渉外チーム

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■第249回農林交流センターワークショップ「考えてみよう。環境に着目した営農指針」を開催します

農研機構では、「脱炭素型農業実現のためのパイロット研究プロジェクト(脱炭素プロ)」において、施設園芸における地中熱ヒートポンプの利用、家畜ふん尿等からのバイオガス製造時に副産物として生じる消化液の土中散布、水田の中干し延長を通じた温室効果ガス(GHG)削減のための技術開発に取り組んでいます。

このような技術を農業の現場に普及していくため、技術の導入が農業経営にどのような影響を与えるかを把握すること、ひいては各都道府県の経営指標に反映していくことが不可欠です。その際、新技術導入が環境と調和のとれたものとなるよう、GHG 削減効果を定量的に把握し、J クレジットの活用も視野に入れた経営指標の検討を行うことは、技術普及の一助になると期待されます。

本ワークショップは、都道府県の営農支援に携わる職員を主な対象として、

  • 「脱炭素プロ」で開発した新技術の紹介、
  • WEB ツールを用いた営農活動におけるGHG 排出量等の算定方法の実習、
  • J クレジットの活用を視野に入れた経営指標算定方法の習得を目的とします。

申込方法、講義と実習内容等の詳細については農林水産技術会議ホームページをご覧ください。

開催日時 : 令和7年12月19日(金曜日)9時00分~16時30分
開催場所 : 農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
情報通信共同利用館(電農館)3階セミナー室(茨城県つくば市観音台2丁目1-9)

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3)新技術の紹介

■知的財産情報(80)「液肥施用機」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。

  • 【特許番号】特許第7745286号
  • 【登録日】令和7年9月18日(2025.9.18)
  • 【発明の名称】液肥施用機

興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査伊藤 もも

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4)農工研ニュースより

■Web版農工研ニュース第141号を発行しました

141号は、遠藤資源利用研究領域長の巻頭言をはじめ、3件の研究成果が掲載されています。

また、農業農村工学会学会賞受賞者のコメントも特集で掲載しています。

ぜひご覧ください。

研究推進部研究推進室

(関連URL)

5)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催(2025年10月号)

9月10日から10月3日にかけて、オンライン形式が1件、集合形式が1件、そしてハイブリッド形式が1件の合計3件研修を行いました。

今回はこの3件の研修の様子をお届けします。

技術移転部 技術研修室

(関連資料)

6)農村工学研究部門の動き

■農工研が備えるクレーンの「検査(点検)」についてご紹介します

クレーン検査(点検)の目的は、その安全な使用を確保し、重大事故を未然に防ぐことであり、関係法令に基づき「定期自主検査(月次点検)」、「同(年次点検)」および「性能検査」を定期的に行う必要があります。

農研機構、なかでも農村工学研究部門は大中小様々なクレーンを多く備えており、検査(点検)対象クレーン数は12の実験棟に備わる全15機に上ります。

農工研メルマガ委員会

(関連資料)

■インターンシップ制度を活用した大学生の実務体験

農工研では、農業農村工学分野に興味のある学生を対象にインターンシップを受け入れています。今回は、農地基盤情報研究領域 地域防災グループ、および資源利用研究領域 地域資源利用グループにてインターンシップを行った計5名の方からお寄せいただいた受講後の感想と、受け入れ研究者からのコメントをご紹介します。

研究推進部 研究推進室

(関連URL)

■令和7年度 試験採用研究職員 滞在研修レポート

農研機構では、新規の試験採用研究職員はその採用年度の前半年、所属外の研究センター・部門において長期滞在研修を行います。
今年度の当該者による体験レポートを複数回に分けてお届けします。
今号は以下の2名。所属名は研修時のものです。

  • 農地基盤情報研究領域 農地整備グループ上條 元徳
  • 資源利用研究領域 地域資源利用・管理グループ金 俊輔

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

7)見学だより

■東京農工大学農学部1年生等が見学に来訪されました

9月29日、東京農工大学の農学部1年生9名が「地域生態システム学実習」の一環として、また、併せて大学院生6名、引率教員3名が当部門を見学されました。

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

8)或る農業研究員の放浪記

■第7話 イスタンブールの石橋を訪ねて1 -イスタンブールの水道橋とその歴史-

欧州の都市には多くの石橋があります。そのうちの代表的なもののひとつがローマ水道橋です。ローマ水道は、ローマ帝国の勢力範囲にあった欧州から北アフリカ、西アジアの主要都市において建設された都市用水の給水システムで、ローマ水道橋とはローマ水道のために築造された美しく壮大な石橋のことです。歴史の教科書や観光案内などでなんとなく見知っていたけど、いつかこの眼で見てみたいと思っていました。最近、トルコのイスタンブールに行く機会があったので、当地で水道橋や関連する史跡を訪ねてきました。

さすらいの研究員

(関連資料)

9)研究者の横顔

■田中 康嗣(たなか こうじ)

今回の「研究者の横顔」は施設工学研究領域 施設保全グループの田中康嗣さんです。
今年4月に研究グループへ配属された田中さんは、行政出身で、農水省や国交省など幅広いフィールドで経験を積んでおり、さまざまなことに詳しい方です。
なお、当研究室には田中さんが2名おりますので、お電話の際には下の名前を添えてお呼びいただけると助かります。

(他己紹介) 有吉 充

(自己紹介)

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研究推進部 研究推進室 渉外チーム