野菜花き研究部門

生産環境グループ

施設野菜生産では、近年の気候変動に起因する供給不足や価格高騰が深刻な問題となっています。また、2050年のゼロエミッション達成に向けて、エネルギー投入量の削減も重要な課題です。こうした状況に対応するため、環境負荷の低減と生産維持を両立する技術の開発が求められています。生産環境グループでは、環境・作物・遺伝子情報などのデータを活用し、高温などの異常気象下においても、適切なエネルギー管理により、障害発生などによる生産性の低下を抑制し、野菜の収量や品質の向上を実現できる生産技術の開発に努めています。さらに、有機質肥料活用型養液栽培や創製土壌の開発、未利用バイオマスを活用したバイオスティミュラント資材の開発、病害虫の抵抗性検定法および防除技術の開発にも取り組んでいます。これらの技術開発により、施設生産における周年の高品質・多収生産に加え、省エネ化や化学肥料・農薬の削減を可能にし、生産現場における収益向上の実現に貢献します。

高温で発生するトマト肥大
不良果(上左)、裂果(下)
有機質肥料活用型養液栽培
コナジラミ類防除機

メンバー