データ研究推進室は、農研機構のデータ戦略立案の役割を担い、データ駆動型農業を支えるAI研究用スーパーコンピュータ「紫峰」と、農研機構統合データベース(NARO Linked DB)の構築、運用を行っています。また、NARO Linked DBと紫峰とを連携させた農業ビッグデータの分析、AI計算などのサポートも行っています。
機構内の全研究データにメタデータを付与して一元的に集約したNARO Linked DBは、我が国唯一の農業研究データレポジトリであり、今後、バイオサイエンスなど他分野のデータレポジトリとの連携も図っていきます。また、農業データ連携基盤WAGRIとも連携しており、機構内の有用な研究データや関連省庁のデータなどを民間企業等に提供し、農業・食品産業に寄与することも目的としています。
さらに、核磁気共鳴装置(NMR)など農研機構が誇る高度分析装置とAI研究用スーパーコンピュータ「紫峰」とを連携させることで、コロナ禍においてリモートから安全に分析、解析を行えるシステムを民間企業等に提供していきます。

室長
メンバー
- 桂樹 哲雄 (かつらぎ てつお)
- 小林 暁雄 (こばやし あきお)
- 石原 潤一(いしはら じゅんいち)
- 伊藤 研悟(いとう けんご)
- 黒谷 篤之(くろたに あつし)
- 大友 将宏(おおとも まさひろ)
- 江口 尚(えぐち ひさし)
- 鴻巣 勝美(こうのす かつみ)
- 倉澤 秀美(くらさわ ひでみ)
- 輕部 慎一(かるべ しんいち)