農業ロボティクス研究センター

センター長

令和3年4月1日付けで、農研機構農業ロボティクス研究センター長を拝命しました。就任にあたりまして一言ご挨拶させていただきます。

日本の農業現場では、農業者の高齢化や後継者不足から農業者人口の急速な減少が進み、労働力不足が深刻な問題となっています。そのため、農業生産を持続的に発展させるためには、農業の生産性向上や、農産物の安定供給・高付加価値化が喫緊の課題となっています。

農業ロボティクス研究センターでは、そのような農業・食品産業分野における諸課題に、最先端のロボティクスおよびシステムインテグレーション技術を適用し課題の解決を目指します。また、ロボティクス技術とシステムインテグレーション技術を、農業生産、加工・流通、消費の各プロセスへ展開し、農業・食品産業分野における Society5.0 の早期実現の達成を目指します。

皆様には、今後とも一層のご支援とご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

農研機構農業ロボティクス研究センター
センター長 中川潤一(なかがわじゅんいち)