情報公開日:2024年12月 4日 (水曜日)
遺伝資源研究センターでは様々な植物遺伝資源を増殖しています。種子量が少ない場合や、発芽率が下がった場合は、栽培して新しい種子を採り、利用可能な遺伝資源としています。今回はイネの増殖の様子を紹介します。
イネの穂が出てきたところを袋掛けします。農家では通常、例えばコシヒカリならコシヒカリのみを一つの田に植えるので、このような作業は行いません。遺伝資源の増殖では、多様な系統を一つの温室で植えているため、他の系統の花粉が付かないよう。袋掛けを行います。こうして一つ一つの系統を保存しています。