日時 | 平成28年10月1日 (土曜日) 9時30分-10時40分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 | 農研機構東北農業研究センター 生産環境研究領域土壌肥料グループ 上級研究員 加藤邦彦 |
ファシリテーター | 農研機構東北農業研究センター 産学連携室 室長 佐藤百合香 |
主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内容
講演では「処理コストゼロへの挑戦 ~自然の力で水をきれいにする人工湿地ろ過システム~」というテーマで、畜産現場での汚水処理現状と問題点、伏流式人工湿地ろ過システムの仕組みや浄化後の効果、処理水質や設置や維持の費用の比較や今後の展望について、加藤さんから紹介してもらいました。また、ろ過システムの模型を展示して、みなさんに見ていただきました。
参加者から、「パイプの目詰まりは何年位しないのか」、「パイプの故障はどれくらいの頻度か」、「ろ過されたものはどの位で有機物になり堆肥として使用できるのか」、「砂利の厚みは何センチ位か」、「放流されたものは地下浸透になるのか」、「池が濁っているがどうしたらきれいになるのか」、「一般排水基準にするためにはどうすれば良いか」、「排水基準はどこで定められているのか」など、いろいろな質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「ろ過の原理を良く理解できた」、「自然の力で水をきれいにできることをわかりやすく説明していただいた」などの感想をいただきました。一方で、「専門的で理解できないところがあった」、「一般排水基準に同様なシステムで到達できるのか」などのご指摘もいただきました。
なお今回の参加者は29名でした。
講演のようす (1)
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講演のようす (2)
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講演のようす (3)
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講演のようす (4)
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