広報活動報告

6月3日に「第13回東北農研市民講座」 を開催しました。

情報公開日:2017年6月 7日 (水曜日)

日時 平成29年6月3日 (土曜日) 9時30分-10時40分
場所 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室
話し手 農研機構東北農業研究センター 生産基盤研究領域 栽培技術グループ 主任研究員 関矢 博幸
ファシリテーター 農研機構東北農業研究センター 産学連携室 室長 佐藤百合香
主催 農研機構東北農業研究センター

内容

講演は、「ドローンへの農業への本格的な活用が始まった」というテーマで、ドローンの農業利用の現状、仙台平野の震災復興事業で実施中の超巨大区画圃場 (約6 ha) における研究事例、ドローンの飛行ルールなどを紹介しました。また、屋外においてドローンの飛行実演のほか、希望者にはシミュレーター (パソコンソフト) によるドローン操縦の模擬体験も行っていただきました。

参加者からは、「ドローンの購入価格はいくらか」、「研究用として動画撮影はしないのか」、「搭載しているGPSはどのくらいの精度か」、「大規模・高精度な将来の農業に活用できることが分かったが、従来型の農業や小規模経営には対応できるか」などの質問がありました。

参加者アンケートでは、「説明内容が一般に人にも理解できて、わかりやすかった」、「テーマがホットで参加者が多かった」、「初めて間近でドローンの実物を見た」、「研究所が実際に使っているドローンや特殊撮影機材等を見ることができ、飛行実演で体感できた」、「ドローンにも種類があることが分かった」、「農業利用の現状が分かった」、「ICTによる農業技術の進歩に驚いた」、などの意見がありました。

なお、今回は定員を上回る54名の参加があり、このうち、家族参加は11名、岩手県外からの参加者は5名でした。

所長のあいさつ
関矢主任研究員
講演のようす
ドローンの飛行デモ
ドローンの飛行デモ
ドローンの飛行デモ
熱心に講演を聞く参加者
ドローン操縦の模擬体験のようす

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