日時 | 平成30年6月2日 (土曜日) 9時30分?10時40分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 | 農研機構東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 露地野菜グループ 山本 岳彦 |
ファシリテーター | 農研機構東北農業研究センター 産学連携室 室長 渡辺 満 |
主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内容
今回の講演では、キャベツの用途、キャベツの機械化体系、深植え定植による傾き (倒伏) の抑制、深植え定植で傾きにくい理由などについて説明してもらいました。キャベツの傾きは機械収穫の作業性を大きく左右します。また、定植時の根の深さによるキャベツ引き抜き時の抵抗測定の実演を行いました。実演によって、業務加工用キャベツの生産において傾きの防止が必要な理由や、その対策技術としての深植えが茎や根に与える影響についても、ご理解いただけたのではないでしょうか。
参加者からは、「キャベツ収穫機の導入状況は?」、「岩手県のキャベツ生産が行われている県北での導入の見込みは?」、「キャベツの品種や甘さなどの違いは?」、「業務用以外でも深植え定植は有効なのか」等、多くの質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「大変面白かった」、「家庭菜園をしているのでこれから深植えをしようと思う」、「倒伏による根の損傷について知ることができた」、「キャベツの種類が多いことや栽培方法にも驚いた」、「キャベツの基本的な育ち方がわかった」、「家庭用と業務用で大きさか違うこと、機械化は岩手では進んでいないが可能性を感じた」、「生活で欠かせない野菜のため勉強になった」等、多くの感想や意見が寄せられました。
なお、今回の市民講座には15名の参加がありました。
今年度最初の講座ということで所長があいさつ
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講演のようす
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講演のようす
(スクリーンの下には実演用のキャベツが...)
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実演のようす
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実演のようす
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実演のようす
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