日時 | 令和元年6月1日 (土曜日) 9時30分~11時00分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 | 農研機構東北農業研究センター 生産基盤研究領域 技術評価グループ 安江 紘幸 |
ファシリテーター | 農研機構東北農業研究センター 産学連携室長 渡辺 満 |
主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内容
今回は「農産加工品の開発で失敗しないためには、どうすればいいの?」というテーマで、陸前高田市広田半島の女性グループ(工房めぐ海)による「紫黒米・ゆずを使った大福」の商品化を例に、農産加工品の開発で失敗しないためのポイントを次のように解説してもらいました。
- 農産加工品の開発は、どのようにおこなわれるのか
- 商品開発で失敗しないための留意点について
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。
参加者からは、「商品開発のために参考にする技術シーズ集などの情報はどのように見つけるのか」「内部評価をする際に試作品のサンプルはどの程度作成するのか」「外部評価をする際のテスト販売ではどのようなイメージ調査をするのか」「6次産業化を行う上での仲間作りは生産者のみではなく商工業者なども含むのか」「テスト販売に用いた試作品は最終段階まで残った試作品なのか」等、多くの質問をいただきました。
参加者へのアンケートでは、「農産加工品の売り方について良くわかった」「これまで農産加工品についてのセミナーがなかったので大変良かった」「安易に妥協しないことが重要だと思った」「試作品の外部評価やイメージ調査の重要性、内部評価だけでなく外部評価を必ず入れることが重要と感じた」「新商品を販売することがゴールではなく常に問題点・改善点を見つけることが大事だと思った」等の感想をいただきました。
なお、今回の市民講座には28名の参加がありました。
講演のようす
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講演のようす
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