日時 | 令和元年8月3日 (土曜日) 9時30分~11時 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 | 農研機構東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 畑作物育種グループ長 髙山 敏之 |
ファシリテーター | 農研機構東北農業研究センター 産学連携室長 渡辺 満 |
主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内容
今回は「東北農研で開発した小麦品種」というテーマで、作物としての小麦の由来、岩手県の小麦栽培面積の現状、東北農研で開発した小麦品種の特長について、次の内容で解説してもらいました。
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。
参加者からは、「もち性小麦とはアミロースを含まない小麦なのか」「ホームベーカリーを使用して岩手県産小麦で食パンを作る場合にブレンド等どのようにすればいいのか」「菓子用品種「ゆきはるか」を育成した理由は」「「もち姫」の特性はパンを作った場合にどのように影響するのか」等、多くの質問をいただきました。
参加者へのアンケートでは、「小麦粉の種類の多さに驚いた」「小麦の基本から理解することができた」「小麦粉の性質や小麦粉の種類による用途がわかった」「ホームベーカリーで色々な品種でパンを作ってみたい」「当地に適する品種と改良状況を理解できた」「実際の小麦の利用方法などを紹介していただきとても良かった」「新品種の情報・今後の動向等新知見を得られた」「国産小麦に非常に興味があったので詳しく知ることができて良かった」「これからはパンを食べるときパッケージにも興味を持って確認したい」等の内容を評価する意見を多く頂きました。
なお、今回の市民講座には28名の参加がありました。
開会前のようす
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講演のようす
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