広報活動報告

10月3日に第31回農研機構東北農研市民講座を開催しました

情報公開日:2020年11月11日 (水曜日)

日時 令和2年10月3日 (土曜日) 9時30分~10時30分
場所 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室
話し手 農研機構東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 露地野菜グループ 主任研究員    木下 貴文
ファシリテーター 農研機構東北農業研究センター 研究推進室長    長谷川 啓哉
主催 農研機構東北農業研究センター

内 容

今回は「タマネギはいつどこでとれる?~タマネギの作型と品種のはなし~」というテーマで、次の内容で解説してもらいました。

  1. タマネギはいつどこでとれる?
  2. タマネギの栽培時期や収穫時期はどうやって決まっている?
  3. 東北地域の気象条件を活かした作型開発

また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。

参加者からは、「スーパーマーケットではタマネギは国産しか売っていないのはなぜか」「品種の選び方」「タマネギの茶色い部分は何か」「気候変動で高温化することで影響はあるのか」「国産と中国産の違いはあるのか」「家庭での保存方法」「タマネギの中が腐敗しているかどうか分かる方法」「冷蔵より外で保存した方が糖度が増すような感じだがそうなのか」「タマネギの原産地、日本へいつ入ってきたのか」等、多くの質問をいただきました。

参加者へのアンケートでは、「(もみじ3号)よく知ることができた」「とても分かりやすかった」「全国どこにいても安定しておいしい玉ねぎが買えるようになるといいなあと思う」「玉ねぎについて新しい知識を得ることができてよかった」「身近な作物のタマネギについて、問題点と今後の課題等を知ることができて良かったと思う」「タマネギの葉と茎を勘違いしていることを知った」「ちょっと難しいところもあった」「日長が影響し、ある程度高い気温も必要ということが分かった」などのご意見が寄せられました。

なお、今回の市民講座には18名の参加がありました。

今年度はコロナ対策として、スタッフ及び参加者に入館前の検温・手指の消毒のほか、参加者から健康状態確認書の提出をお願いしました。

写真1
講演のようす
写真2
講演のようす

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