広報活動報告

7月6日に第46回農研機構東北研市民講座を開催しました

情報公開日:2024年8月 9日 (金曜日)

日時2024年7月6日(土曜日) 10時00分 ~ 11時00分
場所農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室
話し手農研機構東北農業研究センター 研究推進部 田宮 誠司たみや せいじ
主催農研機構東北農業研究センター

内容

今回は「いろんな『おいも』の創り方」というテーマで、次の内容を解説しました。

  1. 「サツマイモ」と「ジャガイモ」の違い
  2. 「サツマイモ」の育種と新品種
  3. 「ジャガイモ」の育種と新品種
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。

参加者からは、「サツマイモの貯蔵性について」、「サツマイモで最も生産量が多い ‘コガネセンガン’ は馴染みが無いがどのような用途か?」「赤や紫のジャガイモを育てたくて種苗店やホームセンターを巡ったが入手できなかった。入手できる方法は?」、「ジャガイモの自家増殖は可能か?」「ジャガイモの開花の有無について」、「東北でのジャガイモの二期作の研究は?」「別の品種を近くで栽培したら自然交配することがあるか?」等多くの質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「身近な野菜の特徴など分かりました(生育湿度、保存方法など)。」、「当たり前のように食べていた『じゃがいも』にいろいろな種類があることに驚きました。」、「じゃがいもの種を取るのに接ぎ木をしたりしなくては良い種が取れないということを知りました。ホームセンターで手に入る種芋、必ず芽が出てありがたいです。」、「貯蔵しやすい品種を選んで、来年は植えてみようと思います。」、「新品種が手元に届くまで11年以上もかかることにビックリしました。男爵、メークインの二大品種の人気が明治大正からずっと続いていることに再び驚きました。」、「家庭菜園でサツマイモ、ジャガイモを作っているので大変参考になった(知識を得た)。」、「分かりやすい説明でよかったです。」、「栽培のコツなどを聞きたかった。」、「多くの人に聞いて欲しいお話でしたので、ポスター、掲示場所を増やしたら良いのではと思います。」などの意見が寄せられました。
なお、今回の市民講座には23名の参加がありました。

当日の様子

話し手の田宮産学連携コーディネーター
会場の様子

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