ポイント
・「光る花」の開発に関する論文がPlant Biotechnology誌に掲載されました。
・この知見を活用し、国立科学博物館「ヒカリ展」にて「光る花」が世界で初めて一般公開されました。 |
概要
農研機構花き研究所、NECソリューションイノベータ株式会社、株式会社インプランタイノベーションズ、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学が産学官連携の共同研究により開発した「光る花」の論文が、Plant Biotechnology誌電子版(J-STAGE)上にて早期公開されました。
「光る花」は、遺伝子組換え技術を用いて海洋プランクトン由来の蛍光タンパク質をトレニアに導入して開発されたものです。蛍光タンパク質を活性化するための光の波長や観察に用いるフィルターの違いによって見え方が変わること等が特徴であり、観賞性を高めるために役立つと考えられる詳細な方法が、当該論文において報告されました。
「光る花」は、国立科学博物館(東京都台東区)で開催されている特別展「ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!」(主催: 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSジャパン)にて、世界初公開されました。開催期間(2014年10月28日(火曜日)~2015年2月22日(日曜日))中、展示されています。展示方法に論文の知見が活用されています。
予算:運営費交付金