プレスリリース
(お知らせ) 枠板式高畝栽培で全国のアスパラガス生産の安定化・省力化へ

- 標準作業手順書(SOP)を公開 -

情報公開日:2026年5月26日 (火曜日)

ポイント

  • 農研機構はアスパラガスの枠板式高畝栽培に関する標準作業手順書(SOP)を作成し、5月21日に公開しました。
  • 改植が必要な方や、新規にアスパラガス生産を始める方の双方に対応した栽培体系を分かりやすく示しています。
  • 本標準作業手順書(SOP)の適用により、全国の水はけが悪い水田転換畑等でのアスパラガス生産の安定化や栽培管理の省力化に役立ちます。

概要

農研機構は、アスパラガスの改植技術として開発され、収穫作業姿勢の改善等の省力化にも定評があった「枠板式高畝栽培」の全国での活用に向けた研究に取り組んできました。2023年1月に研究の概要を技術紹介パンフレット(https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/02019C20230208.pdf)で紹介しましたが、このたび、本栽培技術を実際に導入するための手順をまとめた標準作業手順書(SOP)を2026年5月21日に公開しました。

本書は、(1)改植によってアスパラガスの生産を続けたい方、(2)新規にアスパラガス生産を始めたい方、(3)全国の指導・普及を担当する機関の方に向けて作成しました。技術のポイント・導入のメリット・導入手順・秋田県での導入事例について、初期投資額とその回収年数を整理した経営評価をまとめたものです。本技術は、水田転換畑などの水はけが悪いほ場や作土が浅いほ場でも活用できます。

本書の活用により、全国のアスパラガス生産の安定化ならびに栽培管理の省力化につながることが期待されます。

SOP表紙

【利用方法】

  • 下記のURLから、標準作業手順書(SOP)のサンプル版(PDF)をどなたでもご覧いただけます。
  • 標準作業手順書(SOP)の全文を読むには、利用者登録(無料)またはログインが必要です。
  • 登録やログインは、下記のURLにある「ログイン/利用者登録」から行えます。

「アスパラガスの枠板式高畝栽培標準作業手順書」
URL: https://sop.naro.go.jp/document/detail/229

二次元バーコード

関連情報

予算 : 生物系特定産業技術研究支援センター「イノベーション創出強化研究推進事業(開発ステージ)」(JPJ007097) (2020~2024年度)

特許 : 第7772368号 屋根材設置方法、植物栽培用雨よけ屋根構造体、植物栽培用雨よけ屋根構造、アスパラガス栽培システム、及びアスパラガスの栽培方法

NARO Channel YouTube動画 : https://www.youtube.com/watch?v=4qUBVo3cOgM

問い合わせ先
研究推進責任者 :
農研機構 野菜花き研究部門 所長東出 忠桐
研究担当者 :
同 野菜花き研究部門 露地生産研究領域
グループ長柳井 洋介
同 西日本農業研究センター
中山間畑作園芸研究領域 付吉越 恆
上級研究員畔栁 武司
同 九州沖縄農業研究センター
暖地野菜研究領域 グループ長渡辺 慎一
同 農村工学研究部門 農地基盤研究領域
グループ長宮本 輝仁
広報担当者 :
同 野菜花き研究部門 研究推進室仁木 智哉