要約
野菜茶業研究所では、「べにふうき」などの茶葉から抗アレルギー成分メチル化カテキン、ストリクチニンを見いだしました。
2食品メーカー、3大学と連携して、地域コンソーシアム(生研支援センター異分野融合研究支援事業)を形成し、臨床試験、作用機作の解明、最適製造法の検討を行い、アレルギー予防食品の開発を目指しています。現在まで抗アレルギー性の作用機作が明らかになり、臨床試験で花粉症に効果が認められています。
現在、これらの抗アレルギー物質を利用する、抗アレルギー剤、抗炎症剤を含む飲食品の開発を行っています。