(株)やまもとファームみらい野ほか(宮城県山元町ほか)

実証テーマ:新サービス | 実証品目:タマネギ | 実証面積: 42ha

実証課題名
東北地域のタマネギ生産の安定化と出荷連携体制の構築に向けた実証
構成員
農研機構東北農業研究センター、(株)やまもとファームみらい野、(株)みらい共創ファーム秋田、(農)水分農産、NECソリューションイノベータ(株) 、NECキャピタルソリューション(株)、宮城県農業・園芸総合研究所、JA全農耕種総合対策部営農・技術センター農産物商品開発室

背景・課題

  • タマネギは国内生産量の22%に相当する約30万トン(作付面積7,000ha相当)が輸入され、主に加工業務用に利用されている。各地でこの需要をターゲットに作付導入が進められているが、目標収量の達成が大きな課題。
  • 栽培支援システムにより、作型・作付地で最適化された管理作業スケジュール(主に防除)の実施を支援し、安定して平均的(4t/10a)な目標収量を達成する。

本実証プロジェクトにかける想い

  • 生育モデルと栽培マニュアルの組み合わせにより、作付地に最適化された管理スケジュールを提示し、標準収量の確保を支援する。
  • システムに収穫日や収量予測値(や実績値)を提示。その情報を利用し実需者とのマッチング時間を確保。新規参入で問題となる売り先の確保を容易にする。複数生産者の出荷連携にについて、得られたデータを用いて提示する。

目標

  • 栽培支援システムによる、標準収量確保の支援
  • 収穫時期や収量予測によるマッチング時間の創出、生産者間の出荷連携モデル

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農研機構東北農業研究センター畑作園芸研究領域長 佐々木英和

視察等の受入について
農研機構東北農業研究センター研究推進部研究推進室(広報チーム)
電話:019-643-3414 E-mail: