(同)重原農園ほか(広島県庄原市ほか)

実証テーマ:新サービス | 実証品目:キャベツ、水稲、大麦他 | 実証面積: 477ha

実証課題名
多品目広域連携で実現させる「AaaS(農業版MaaS)」によるAI農機シェアリング
構成員
県立広島大学、庄原商工会議所、(同)重原農園、(株)いづも農縁、(株)勝部農産、カンドーファーム(株)、(有)コスモ21、(株)vegeta、(株)宇惠ファーム、ファームナガタ84、村岡農園、白根リンゴ園、農縁たねまき、(農)くまの、(株)エネルギア・コミュニケーションズ、(株)中四国クボタ、広島県(農林水産局農業経営発展課、北部農業技術指導所)、庄原市、三次市

背景・課題

現在、スマート農機類の導入において、通信網の課題やイニシャルコストの負担等の課題から、即導入し経営拡大できる状況には至っていない。我々はMaaS(Mobility as a Service,交通系AIシステム)を農業分野転用したシェアリングシステム「AaaS」(Agriculture as a Service)を用い、農機と人的資源を高度にシェアリングするしくみを構築する。

本実証プロジェクトにかける想い

今回の取組みは、地域のグループリーダーである若い生産者が「放棄地が増え続ける地域を、スマート技術で救えないか」との思いから、若い農業者の仲間を集めて議論した活動から生まれた取り組みです。地域に足りないモノがあっても決して諦めるのではなく、専門家に協力を依頼しつつ、産学官のすべての力を結集し、補うことができました。その結果、この度、より先進性があり、かつ、実効性も備わった新たなシェアリングシステム「AaaS」(Agriculture as a Service)の可能性を実証する機会を頂きました。
私たちの取組みが、全国の中山間地域の農業における深刻な課題を解決できる一助になればと考えています。

目標

  • スマート機械の導入及びAaaSの実装により、機械シェア日数を最大で200日とし、生産面積10%増加、売上高10%以上の増加を目指す。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

広島県公立大学法人 県立広島大学 生物資源科学部 三苫好治(みとまよしはる)

視察等の受入について
問い合わせ先:庄原商工会議所 専務理事 本平正宏(もとひら まさひろ)
Tel: 0824-72-2121、 E-mail: