井出農園ほか(神奈川県藤沢市ほか)

実証テーマ: リモート化 | 実証品目: ニホンナシ、トマト | 実証面積: 2.1ha

実証課題名
持続可能な都市農業を実現するための農作業支援ロボットによるスマート農業一貫体系の確立
構成員
(株)NTTデータ経営研究所、井出農園、川名梨園、神奈川県農業技術センター

背景・課題

都市農業では経営規模、立地的な条件から機械化による効率化が進んでいない。農家減少と高齢化が深刻なため生産力と担い手の確保が急務とされている中、多目的に活用可能な小型農作業支援ロボットによる作業の効率性を高める省力化技術、高齢農業者でも営農が継続可能な軽労化技術を導入し、新たな技術のコストも吸収できるスマート農業技術の実証の必要性が高まっている。

導入技術を実証する省力樹形のナシ園

本実証プロジェクトにかける想い

  • 小型で多面的に活用可能な農作業支援ロボットを利用することで、圃場が小規模であったり近隣に住宅があるなど制約の多い都市農業においても、運搬、防除、草刈り作業の省力化や軽労化を図ることや、コスト削減につながるスマート農業技術を実証します。
  • また、持続可能な農業の実現に資するため、草刈りロボットは再生可能エネルギーからの100%給電を計画し、人にも周辺環境にも優しいスマート農業技術の実現に取組みます。

目標

  • トマト:小型運搬ロボット導入により作業時間を20%削減。リモート防除により作業工程の75%を遠隔化。
  • ナシ:小型運搬ロボット導入により作業時間を20%削減。さらにジョイント樹形と合わせて60%削減。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

株式会社 NTTデータ経営研究所

視察等の受入について

【視察に関する問い合わせ】

神奈川県農業技術センター 柴田
E-mail:
※実証状況により要ご相談。申し込みは2週間前までにお願いします。

【実証一般に関する問い合わせ】

NTTデータ経営研究所
E-mail: