(農)世羅幸水農園(広島県世羅町)

実証テーマ: リモート化 | 実証品目: ニホンナシ | 実証面積: 0.42ha

実証課題名
大規模果樹生産法人による収穫作業自動化によるスマート農業生産体系の一気通貫化とスマート農機のロバスト化
構成員
農研機構果樹茶業研究部門、(農)世羅幸水農園、東京大学、立命館大学、(株)デンソー、CDS経営戦略研究所、神奈川県農業総合センター、広島県東部農業技術指導所、広島大学、農研機構基盤技術研究本部農業ロボティクス研究センター

背景・課題

  • 大規模生産法人において、省力化・軽労化が立ち後れている作業は収穫作業・剪定作業であり、生産の効率化や規模拡大の上で課題
  • 圃場生産性を高めるための大規模区画の基盤整備に伴い、果樹栽培以外に、園地周辺環境(法面)の管理(除草)が大きな負担

本実証プロジェクトにかける想い

世羅幸水農園はナシ大規模経営のパイオニアであり、東京ドーム約13個分にもなる日本最大級の栽培面積を持つ果樹園です。主力のナシ栽培で

  • ① 収穫ロボットによる収穫作業の機械化
  • ② 無人走行車による収穫果実の搬送
  • ③ リモコン式草刈機による法面の除草
等の技術実証により、栽培の一層の効率化を図り、生産力の向上を図ると共に、持続可能な大規模経営の将来像を具現化します!

そして、消費者の皆様方に今まで以上にご満足頂ける果実をお届けします!

目標

  • 省力樹形と自動収穫ロボット等の導入により労働時間(コスト)を10%削減。
  • 圃場法面の除草作業時間を50%以上削減。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農研機構果樹茶業部門果樹生産研究領域 スマート生産グループ

視察等の受入について

同上 担当:喜多 E-mail: