(株)福井和郷(福井県高浜町)

実証テーマ:リモート化 | 実証品目: ミニトマト | 実証面積: 0.15ha

実証課題名
房どりミニトマトを核としたポストコロナ型生産流通体系の実証
構成員
千葉大学、(株)福井和郷、福井県農業試験場、ヤンマーグリーンシステム(株)、パナソニック(株)、(株)メディカル青果物研究所

背景・課題

ポストコロナにおける新しい生活様式にも対応しつつ、商流と結びついたスマート農業の取組や、人手の介入を極力抑えた非接触型生産への対応が急務

エンカレッジファーミング(株)
ミニトマト圃場(新潟市西蒲区)の外観

本実証プロジェクトにかける想い

品種活用、生産,流通まで民間企業を中心とした国産技術群のパッケージ化を社会実装し、ポストコロナ時代の青果物生産流通のモデルを提示します。
特に、衛生管理が十分可能な、生産流通体系の実証をポイントにして、要素技術と統合モデル双方の活用普及を積極的にはかります。
具体的なターゲットは需要が増加しているミニトマトで、生産から流通のスマート化により、省力化と衛生管理を同時達成を目指します。システム全体として、コスト低減、高付加価値化を図ります。
本プロジェクトを通じて、生産のロボット化の着実な社会実装と青果物流通の革新を目指します。

目標

  • 房どり体系により、生産から出荷までにかかる労働時間を3割以上削減、品種および生産方法の選択により、フードロスを2割以上削減
  • また非接触型の流通により、果実に付着する衛生微生物数を平均1/10に低減することを実証
  • 衛生微生物数を低減させる生産流通システムにより清浄野菜等で1割以上の付加価値向上を経営実証

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

千葉大学 中野明正

視察等の受入について

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