(株)アグリッド( 三重県いなべ市)施5E2
実証品目:ミニトマト
実証課題名
施設園芸用暖房ボ イラ排気のCO2 と熱の再利用システムによるカーボンニュートラル農業の実証
経営概要
4.0ha(ミニトマト 3.0ha、中玉トマト 1.0ha)うち実証面積:4.0ha
導入技術
①暖房ボイラの排気熱回収システム:熱回収機、自動温水温度制御(R5年度導入)②暖房ボイラの排気NOx浄化 ③排気・生ガスCO2選択施用システム(R6年度導入)
目標
- 暖房ボイラ排気の熱回収により化石燃料使用量従来比4%削減
- 暖房ボイラ排気のCO2利用により化石燃料由来CO2の使用量50%削減
目標に対する達成状況
- 暖房ボイラ排気の熱回収システム:熱回収率は平均7.3%(24年12月)、瞬時10%となり目標の7.8%相当を達成、燃料削減量は 12,000m3/年、化石燃料使用量従来比1.8%削減。
- 排気・生ガスCO2選択施用システム:排気CO2施用量実績155~226kg/hでは目標181kg/hと同等。液化CO2削減量は64t/年、 化石燃料由来CO2の使用量従来比16.1%削減。
導入技術の効果
事業終了後の普及のための取組
- 資材費に関して車中古部品を活用、施工費は専用業者との協定、複数台の同時発注による初期コストの低減。
- 特定暖房ボイラの優先制御や稼働台数制御を組込み、実証システムを導入したボイラの稼働率向上を図る。
- 本システムの導入に向け、関係機関と連携し、積極的な周知・普及を図る。
問い合わせ先
(株)デンソー 松井良彦
E-mail:
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キーワード
トマト、野菜(果菜類)、暖房ボイラ排気の自動熱回収システム、排気・生ガスCO2選択自動施用システム