畑作の分析結果

事例1. サトウキビ  スマート農業技術による水資源の有効活用と労働力確保【pdf:1.08MB】

導入技術:自動操舵システム、遠隔灌水システム、散布ドローン・センシングドローン、微気象観測装置、モバイル近赤外分析計、営農管理システム

微気象や土壌水分データに基づき点滴灌水を行い、サトウキビ単収(21%)及び単位産糖量(24%)増加を実現。自動操舵システムの活用により、非熟練作業者も農機の操作が可能となり、作業受託の件数・収入が増加。

事例2. 大規模畑作(大豆)  小区画圃場を合筆し、作業効率・収量を向上【pdf:833KB】

導入技術:緩傾斜合筆、GNSS受信機、収量コンバイン、溝掘機、農薬散布ドローン、リモコン草刈機

中山間の緩傾斜地域において、10a程度の小区画圃場6~8枚を1つにまとめ(合筆)、作業効率を約2倍に向上。トラクタでの播種作業時に衛星測位で位置情報・高度情報を取得し、凹凸マップを作成。それに基づいて効率的に排水されるよう溝を掘る対策を講じた結果、大豆の収量は、慣行区と比較して42%増加。