畜A01 TMRセンターアクシス&漆原牧場(北海道中標津町)

実証課題名
TMR センター利用型良質自給飼料生産利用による高泌乳牛のスマート牛群管理体系の実証
構成員
農研機構北海道農業研究センター、計根別農協、アジア航測(株)、(株)イソジェック、(株)サングリン太陽園、北海道イシダ(株)、道総研酪農試験場、ホクレン

背景・課題

  • 北海道酪農にとってTMR センター(混合飼料を作って酪農家へ配送する「給食センター」的役割)の重要度は一層増大しているが、一方で人手不足は深刻。
  • 酪農家では、多頭化、高齢化が進み、搾乳ロボットなど超省力化技術の導入に期待。

本実証プロジェクトにかける想い

「エサ作りや牛飼いに、匠の技をいつまでも求めていてはダメだ...。」親方のそんなつぶやきが今の時代を如実に表しています。地域を守るため、TMRセンターの人材確保は急務。先進技術の積極的導入でヒトもウシも楽に生きる、発想の転換が必要です。2年間の実証期間で「スマート酪農」が魅力ある産業であることを酪農基地・北海道根釧地域から全国へ向けて発信します!

目標

  • 栽培管理の高度化でサイレージ収量・品質改善、調製作業効率10% 向上。
  • TMR 製造労働時間の1 割以上削減、製品管理作業時間を従来比1/10 へ短縮。
  • 乳牛の異常発生時の対応時間を従来比1/10 へ短縮。
  • TMR 高品質化による乳量・乳成分の改善と乳牛の健康の維持増進。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農研機構北海道農業研究センター酪農研究領域 青木康浩
E-mail:

視察等の受入について
計根別農業協同組合営農部営農振興課課長 川目剛
Tel: 0153-78-2111