果C03 (株)ジャパンプレミアムヴィンヤード(山梨県中央市)

実証課題名
山梨県における醸造ぶどう栽培のスマート農業一貫体系の実証
構成員
サントリーワインインターナショナル(株)、(株)日本総合研究所、日鉄ソリューションズ(株)、(株)ジャパンプレミアムヴィンヤード

背景・課題

  • 国産のぶどう原料を100%使用する「日本ワイン」のブランド化やグローバル展開によって、国産の醸造ぶどうは供給不足状態にあります。
  • 「日本ワイン」の普及発展のためには、スマート農業等の最新技術の活用により、手間のかかる樹勢管理や病害虫管理等の作業を効率化し、収穫量の確保や品質の向上を実現する必要があ ります。

本実証プロジェクトにかける想い

本実証プロジェクトでは、日本の伝統的な長梢棚栽培と、海外で一般的な垣根式栽培のメリットを併せ持つ、「日本式醸造ぶどう栽培体系」という独自の栽培体系を新たに確立します。
根圏制御による樹勢管理や、ロボットによる作業支援、AIを用いた作物の画像解析等の技術を用い、少人数で管理できる栽培体系を目指します。
将来的には「日本式醸造ぶどう栽培体系」を広く普及させ、国内外での「日本ワイン」のブランド化や需要拡大に貢献していきます。

目標

  • 生産コストの低減・・・農薬使用量20%削減、作業時間30%削減
  • 収穫量・品質向上・・・収穫量50%向上

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農研機構 果樹茶業研究部門 スマート農業実証事業窓口

視察等の受入について

受付E-mail:

(テキストメールのみ)