大B05 (株)紅梅夢ファーム(福島県南相馬市)

実証課題名
担い手と労働力の確保が著しく困難な条件下で、非熟練労働力を活用しつつ高レベルで均質な農産物の生産と規模拡大を実現する技術体系の実証
構成員
福島県(農業振興課、農業総合センター、相双農林事務所)、福島大学、(株)クボタ、クボタアグリサービス(株)、(株)南東北クボタ、(公社)福島相双復興推進機構、(株)紅梅夢ファーム、(一社)食品需給研究センター(実証管理運営機関)

背景・課題

  • 実証地は、東日本大震災及び東京電力第一原子力発電所事故による旧避難指示地域であり、解除後も住民の帰還が進まず、担い手不足が顕著
  • 地域農業の復興を進めるには、生産性と高品質の両立が不可欠

本実証プロジェクトにかける想い

当地区では、地域の水田農業を発展させるため、スマート農業機械を活用しながら、若い非熟練者でも熟練者と肩を並べることのできる栽培レベルの実現に取り組みます。
また、避難指示解除後の営農再開により新規作付けするほ場が多い中でも、スマート農業機械の活用で、収量・品質・食味を落とさない栽培技術の実証に取り組み、水 稲大規模経営の確立を目指します。

目標

  • 新規作付けほ場の食味が、継続して栽培しているほ場の水準を達成すること。
  • 非熟練者の面積当たりの作業時間が、熟練者と同水準となること。
  • 非熟練者の疲労・ストレスの蓄積状態が熟練者並であること。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表
福島県農業総合センター 企画経営部長 川島俊和
視察等の受入について

(公社)福島相双復興推進機構営農再開グループ調整課
副課長 山岡一光 E-mail: