品種詳細

にしきまる

「にしきまる」はセサミンとセサモリン含量が高い金ごま品種です。「真瀬金」より分枝が多く、収量がやや多いです。

主要特性

  1. 「にしきまる」は2001年に茨城県の在来品種「真瀬金」を母、セサミンとセサモリン含量が高く粒色が褐色の「関東12号(ごまぞう)」を父とした交配組み合わせから選抜した品種である。
  2. 関東地域における成熟期は「真瀬金」と同程度で、「ごまぞう」より早熟である。
  3. 草丈は「ごまぞう」と「真瀬金」より低く、一次分枝は「真瀬金」より多く、「ごまぞう」と同程度である。
  4. 萎ちょう病抵抗性は「ごまぞう」より強く、子実収量は「真瀬金」よりやや多く、「ごまぞう」より少ない。
  5. 種皮色は「真瀬金」よりやや赤みのある黄褐色の金ごまである。
  6. セサミンとセサモリン含量は「真瀬金」より多い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
30255
(2015年6月10日)
2015年9月29日 28223
(2020年11月19日)
25年
(満了日:2045年11月19日)
交配組み合わせ 旧系統名
真瀬金/関東12号(ごまぞう) 関東17号