品種詳細

ホワイトラブ

レモンの細胞質雑種と半数体クレメンチンとの種間細胞融合雑種で、花は白色の四季咲き、3倍体の観賞向きのかんきつです。

主要特性

  • 樹姿は中間、樹の大きさは小、樹勢は弱いです。枝梢の太さはかなり細く、節間長は極短、とげは多くなっています。
  • 葉身の形は披針形、波状の程度は弱く、葉身の大きさは極小、葉身長はかなり短く、葉身幅は極狭、網脈の鮮明度はやや明瞭ですが、翼葉の形は痕跡、葉柄の長さはかなり短く、太さはかなり細くなっています。
  • 花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは極軽、花弁の形は披針形、長さは短く、幅は狭く、色は白。数は5枚、花糸の分離の程度は一部合一、花粉は中くらいで、四季咲き性があります。
  • クレメンチンと比較して、葉身が小さいこと、花弁が長いこと等で、四季橘と比較して、葉身の形が披針形であること、葉身が小さいこと等で区別することができます。

「ホワイトラブ」の花

「ホワイトラブ」の樹姿樹姿

「ホワイトラブ」の樹姿2
樹姿2

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
10999
(1998年6月 8日)
1999年4月21日 9519
(2001年11月22日)
25年
(満了日:2026年11月22日)
交配組み合わせ 旧系統名
レモンの核ゲノムを持つ細胞質雑種
(スダチ(+)レモンの細胞融合)+半数体クレメンチン;三倍体

栽培適地

 

育成担当者

(斉籐 渉)、(宇佐見礼子)、(大河内敏文)、小林省蔵、大村三男、森口卓哉、中村ゆり、日高哲志 ※()はキッコーマン株式会社