品種詳細

エピルカブルー

ブルーベリー「エピルカブルー」は、「コビル」と「ウェイマウス」の交雑品種です。育成地(札幌市)では、8月中下旬が収穫期で、大果で、圃場での耐寒性が中であり、北海道(札幌以南)での収量性が高い品種です。

主要特性

ブルーベリー「エピルカブルー」は、1975年に北海道農業試験場(現:農研機構北海道農業研究センター)において、「コビル」に「ウェイマウス」を交雑して得られた実生から選抜した品種である。

樹姿は開張性、樹勢は中程度で、樹高は「ケラアンブルー」よりやや高くなる。 育成地(札幌市)における圃場耐寒性は中であった。発芽期、満開期は 「ウェイマウス」より14日程度それぞれ遅い。受粉関係は、自家和合性で「ケラアンブルー」とも交雑和合である。果実の収穫期は、育成地(札幌市)では8月中下旬で、「ブルークロップ」とほぼ同時期である。果実は収穫期間を通じた平均重が2.2g程度で、果粉(ブルーム)が多い。糖度(Brix)は平均10.9%程度である。酸度は平均0.72g/100ml程度で、「ブルークロップ」と同程度である。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
24751
(2010年3月31日)
2010年8月12日 24219
(2015年3月25日)
30年
(満了日:2045年3月25日)
交配組み合わせ 旧系統名
コビル / ウェイマウス CW7