品種詳細
九州14号
「九州14号」は九州の低標高地で9月下旬に播種しても年内の出穂程度が高い多収品種です。エンバクの夏播き栽培(9月播種・年内収穫)に適した極早生品種で、既存の極早生品種より年内の出穂性が安定しており、9月下旬の播種でその能力を発揮します。秋播き栽培(11月播種・翌春収穫)でも出穂が早く多収です。
主要特性
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夏播き栽培での出穂は、既存品種の中で最も早い「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」よりさらに早い極早生品種です。
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耐倒伏性に優れ、「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より倒伏しにくい品種です。
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夏播き栽培(9月前半播種)での乾物収量は「はえいぶき」比97%ですが、9月下旬に播種した場合は「はえいぶき」比108%です。
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重要病害である冠さび病に対する抵抗性は「極強」で、各種病害には既存品種と同程度の抵抗性を示します。
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飼料品質は既存品種と同程度です。
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栽培適地は九州を中心とする低標高地域ですが、既存の極早生品種を栽培できる地域では本品種も利用可能です。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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21428 (2007年9月 4日) |
2007年12月21日 | 17460 (2009年2月26日) |
25年 (満了日:2034年2月26日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
九州1号/Coker87-9 |