品種詳細
たちいぶき
「たちいぶき」は、冠さび病抵抗性と耐倒伏性に優れる多収の極早生品種で、長野県、山口県、香川県、長崎県で奨励品種に指定されています。近年、「たちいぶき」を夏播き栽培(9月播種~12月収穫)することで、サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制し、翌年の後作サツマイモにおける塊根の線虫被害を軽減することが明らかにされ、現在は線虫抑制作物としても普及が進められています。
主要特性
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夏播き栽培では「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より遅い極早生品種です。
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耐倒伏性に優れ「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より倒伏しにくい品種です。
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夏播き栽培での乾物収量は「はえいぶき」と同程度です。
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重要病害である冠さび病に対する抵抗性は「極強」です。
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飼料品質は既存品種と同程度です。
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出穂がやや遅いので、九州では9月前半に播種することが飼料生産には有利です。
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九州の夏播き栽培(9月中の播種)でサツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制します。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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12647 (2000年7月10日) |
2001年3月13日 | 11362 (2003年8月19日) |
20年 (満了日:2023年8月19日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
Diamante R-31/Coker 87-9 | 九州5号 |