品種詳細
シバ中間母本農1号
「シバ中間母本農1号」は生長点から誘導したカルスから再分化し、同じ遺伝子型のカルス・再分化個体を大量に得ることができるので組換え体開発に有用である。シバさび病に顕著な罹病性を示すため、病害抵抗性の研究材料としても使うことができる。
主要特性
- シバ市販種子から再分化能で選抜した品種「シバ中間母本農1号」は、生長点を外植体として脱分化・再分化を繰り返しても安定的に再分化し、組換え体の作出に有用である。
- 「シバ中間母本農1号」はシバさび病に顕著な罹病性を示すため、病害抵抗性検定圃場の感染源としてや抵抗性機作解明のための研究材料として有用である。
- 「シバ中間母本農1号」は穂色が濃く小穂幅が大きいが、初期生育・匍匐茎の伸長性・春の草勢・越夏の良否が他の品種より劣るため、実用品種としての栽培には適しない。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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21429 (2007年9月 4日) |
2007年12月21日 | 18204 (2009年4月 2日) |
25年 (満了日:2034年4月 2日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
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