「気候変動下における持続的な畜産物生産に向けた研究成果発表会」
開催要領
1.開催趣旨
家畜排せつ物法に基づく「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」が令和2年4月に更新され、目標年度を令和12年度とした新たな基本方針が示されました。さらに昨年5月の「みどりの食料システム戦略」さらに「持続的な畜産物生産の在り方検討会の中間とりまとめ」が6月に公表されました。
農研機構では平成29年~令和3年度までの5年間、農林水産省委託プロジェクト「畜産分野における気候変動緩和技術の開発」を実施してきており、この成果を生産現場で活用できる持続的な畜産物生産に資する技術として、国、独立行政法人、地方公共団体、大学、民間企業と共有することで、家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針やみどりの食料システム戦略に対応します。また、これからの研究展開方向について産学官の意見交換をおこないます。
2.開催日時
令和4年3月24日(木曜日) 13時30分~16時00分 (予定)
3.開催場所
WEB会議方式 (Teams)
4.主催
農研機構 畜産研究部門
5.内容
挨拶農研機構畜産研究部門 所長髙橋 清也(13時30分 ~ 13時35分)
基調講演「(仮)畜産環境をめぐる情勢について」
農林水産省 畜産局 畜産振興課 (13時35分 ~ 14時00分)
【畜産分野における気候変動緩和技術の開発・成果発表】
- 飼養管理技術の改善による畜産分野からの温室効果ガス(CH4、N2O等)の排出削減技術
(14時00分 ~ 14時45分)
- アミノ酸バランス改善飼料によるGHG排出削減技術
畜産研究部門 乳牛精密管理研究領域 乳牛精密栄養管理グループ長野中 最子 - 家畜ふん尿処理過程で発生するGHG排出削減術
畜産研究部門 高度飼養技術研究領域 スマート畜産施設グループ長福本 泰之
- アミノ酸バランス改善飼料によるGHG排出削減技術
- 牛の生体・個体差に基づく消化管内発酵由来メタン削減技術の開発
(14時45分 ~ 15時00分)
畜産研究部門 乳牛精密管理研究領域 乳牛精密栄養管理グループ長補佐鈴木 知之
- 休憩 (15時00分 ~ 15時10分)
- 畜産システムとしての温室効果ガス削減方法の提示
(15時10分 ~ 15時40分)
畜産研究部門 高度飼養技術研究領域 上級研究員 荻野 暁史
- 質疑応答・総合討論
(進行 農研機構畜産研究部門 高度飼養技術研究領域 田島 清)
6.参集範囲
農林水産省畜産局、地方農政局、技術会議事務局、独立行政法人、国立研究開発法人、都道府県試験研究機関、普及指導機関、大学、民間団体、民間企業、農研機構本部等
7.参加申し込み
- 下記の「お申し込みフォーム」よりお申し込みください。
- 当日の接続アドレスは、事務局よりご登録いただいたメールアドレスへ送信いたします。
お申し込みフォーム
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/kachikufunnyo2021
申込締切
令和4年3月22日(火曜日)