1.趣旨
放牧を取り入れた畜産は、低コストでの農地の維持と収入の確保が期待できることから、中山間地域において注目されている。また、本年5月には、「農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律の一部を改正する法律(農山漁村活性化法)」が成立し、その中で農用地の荒廃防止のための保全事業として、放牧地としての活用が取り上げられている。
本シンポジウムは、スマート農業実証プロジェクト(R4―5)「荒廃農地の再生による環境保全効果と生産性の高いスマート放牧体系の実証」事業の情報発信として、中山間地域における荒廃農地を放牧地へと再生化する方法と、その後のICT技術を活用した放牧管理技術について紹介と説明を行う。また、本事業の実証地である島根県三瓶共同牧野の現地見学を実施し、情報と意見の交換を行う。さらに、近畿中国四国農業試験研究推進会議の畜産草地推進部会とも連携し、情報の共有を図る。
2.運営
共催:農研機構 西日本農業研究センター
島根県 畜産技術センター
西日本スマート放牧コンソーシアム
近畿中国四国農業試験研究推進会議 畜産草地推進部会
後援:農林水産省 中国四国農政局
3.開催日時
令和4年9月7日(水曜日)13:30～16:20 技術説明会(13:30～会場受付)
令和4年9月8日(木曜日)09:30～11:30 現地見学会(9:00～現地会場受付)
(バス移動は出雲市駅前(北口)8:30発、9:30現地着予定、現地11:30発、12:30出雲市駅着予定)
4.開催場所
9/7 技術説明会: ビッグハート出雲 白のホール(〒693-0008島根県出雲市駅南町1丁目5番地)
Web配信実施
9/8 現地見学会: 現地圃場(三瓶山 西の原第2牧区)
バスを利用する方:出発時間8:30,出雲市駅前(北口)
現地に直接行く方:集合時間9:15,山の駅さんべ 西の原駐車場(〒694-0223 島根県大田市三瓶町3294 )
技術説明会会場図
5.対象範囲
農林水産省、地方公共団体、JA、農業生産者、農研機構、荒廃農地解消や放牧に関心のある者
6.内容
詳細は開催要領をご覧ください。
7.参加費
無料
8.定員
100名 (実参加者の定員。先着順。定員になり次第締め切ります。)
9.申込方法
下記のURLからお申し込みください。
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/r4smartgrazing
10.申込先・問い合わせ先
農研機構 西日本農業研究センター 周年放牧研究領域 周年放牧グループ 山口 学
電子メール:sanbe-symposium@ml.affrc.go.jp
11.その他(新型コロナウイルス感染症対策について)
本会議は、島根県が示す「新型コロナウイルス感染症の対策」に準拠した開催としております。別添のとおり感染防止対策チェックリストを作成しております。また、参加者各位には、マスク着用をお願いするとともに、発熱がある場合は参加をお断りする旨、予め御了承ください。参加者各位におかれましても、当該要請ならびに各位の居住地域や勤務先などで定められた感染症対策指針などを遵守していただき、感染防止の徹底にご協力をお願いいたします。
本会議は、感染拡大防止に配慮した開催計画としていますが、新型コロナウイルス感染の急拡大等により、やむを得ず開催方式が一部変更となる可能性がある旨、御了承ください。変更となった場合、参加希望者の連絡先(電子メール)にお知らせします。
