国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)では、蚕糸技術の普及と継承、社会ニーズに根ざしたカイコ及びシルクの用途拡大と関連産業の発展等を目的に、毎年度、全国のシルク産地の持ち回りにより、シルクサミットを開催しています。今年度は、山形県鶴岡市にて、「シルクサミット2022 in 鶴岡実行委員会」を組織し、サムライゆかりのシルク ~ここから先を紡ぎ出す~と題して農研機構とともに次のとおり開催しますので、お知らせします。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催様式が変更となる場合があります。また、交流会、現地視察については未定となっております。最新情報については、シルクサミットホームページ(https://sites.google.com/view/silksummit/home)でお知らせしますのでご覧ください。
趣旨
日本各地で養蚕・製糸・染織等の生産活動をしている方や博物館・資料館で地域の方と一緒になって活動している方、絹工房等の地域活動をしている方々が相互に意見交換や情報・技術の交流を行います。
開催日時
令和4年12月10日(土曜日)13時30分~17時00分
開催場所
鶴岡市先端研究産業支援センターレクチャーホール
〒997-0052 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
プログラム
第1日目 令和4年12月10日(土曜日)13時30分~18時30分
13時00分 | 受付開始 |
13時30分~13時50分 | 開会・挨拶 |
◆第一部 : サムライゆかりのシルク | |
13時50分~14時10分 | 「士族の開墾 ~松ヶ岡、絹の歴史のはじまり~」 松ヶ岡開墾場 副理事長 山田 陽介氏 |
14時10分~14時50分 | 「過去を学び未来に繋ぐ ~kibisoのブランディングによるシルクの可能性~ 」
鶴岡シルク株式会社 代表取締役 大和 匡輔氏 |
14時50分~15時20分 | 休憩・展示 |
◆第二部 : ここから先を紡ぎだす <活動事例報告>15時00分~15時20分 | |
15時20分~15時40分 | 「養蚕業の再興に向けて ~福栄養蚕振興会の試み~」 福栄養蚕振興会 養蚕指導者 菅原 久継氏 |
15時40分~16時00分 | 「新たな食の選択肢として、カイコが再び世界を変える」 Morus株式会社 代表取締役CEO 佐藤 亮氏 |
16時00分~16時10分 | 休憩 |
16時10分~16時30分 | 「非繊維形態に成形加工したシルクの医療応用を目指した研究」 農業・食品産業技術総合研究機構 主任研究員 神戸 裕介氏 |
16時30分~16時50分 | 「構造タンパク質という新たなマテリアルプラットフォームの実現に向けて」 Spiber株式会社 Biotechnology部門 中村 浩之氏 |
16時50分~17時00分 | 次回開催地案内 |
17時00分 | 閉会 |
参集範囲
カイコ・シルクに興味のある方、企業の方、学生、一般 (参加無料)
参加申し込み
https://sites.google.com/view/silksummit/homeからウェブ申し込み
申込締切
令和4年11月25日(金曜日)