1.主催
日本学術会議食料科学委員会畜産学分科会、農研機構畜産研究部門
2.共催
公益社団法人日本畜産学会、農業施設学会、日本畜産学アカデミー
3.後援
全国農業協同組合連合会
4.日時
令和4年12月11日(日) 13:00~17:30
5.場所
農研機構畜産研究部門
(〒305-0901 茨城県つくば市池の台2)(オンライン開催)
6.開催趣旨
地球規模で進行している食料危機への対策として、人類が直接喫食できないため未利用となりがちな植物資源である麦藁や稲藁などの粗飼料を活用して生乳や乳製品などの高品質な食料を生産できる家畜の増殖・増産、すなわち畜産業を継続性のある産業として維持・経営していくためには、ロボット技術やIoT・AI技術などの先端的デジタル技術を駆使してパラダイムシフト的に作業の効率化や生産性の向上を実現する「スマート畜産」の研究開発と普及が欠かせず、このことは食料安全保障上の視点からも喫緊の重要な社会的課題となっています。本公開シンポジウムでは、我が国における最新のスマート畜産に焦点を絞り、最新の導入事例を紹介しながら現在研究開発中の先端的技術や展望について議論し、我が国に最適化された今後のスマート畜産の具体的将来像を考える機会としたいと思います。 |
7.次第
13:00 開会挨拶三森 眞琴(農研機構)
13:10 国内外のスマート畜産技術の動向池口 厚男(宇都宮大学)
13:40 スマート技術による効率的なミツバチ管理荻原 麻理(農研機構)
14:00 AIカメラ等を用いた豚及び鶏の飼育管理技術小澤 真(鹿児島大学)
14:20 繋ぎ牛舎で利用されている搾乳システムの改良技術町田 一幸(オリオン機械株式会)
14:40 酪農場での作業効率化等に貢献するスマート統合システム石川 志保(酪農学園大学)
15:00 堆肥化ロボットを利用したスマート家畜ふん尿処理技術中本 武範(ARAV株式会社)
15:20 休憩
15:30 総合討論
(総合討論では、スマート農業技術の社会実装に向けた取り組みの一環として、農林水産省が推進している「スマート農業実証プロジェクト」の概要を紹介し、畜産分野においてスマート技術の普及を担っている皆様から技術的な面での要望を伺い、検討する場を設けます。普及・指導を担っている皆様には、ぜひ、「お申し込みフォーム」の「技術検討の議題」欄にこの場で検討したいスマート農業技術と検討すべき課題や要望をご記入下さい。)
座長:山下 恭広(日本学術会議連携会員、農研機構)
コメンテーター:
・天羽 弘一(農研機構)
・平子 誠(農研機構)
・後藤 貴文(日本学術会議連携会員、鹿児島大学)
・吉澤 緑(日本学術会議連携会員、宇都宮大学名誉教授)
・木村 直子(日本学術会議連携会員、山形大学)
真鍋 昇(日本学術会議連携会員、大阪国際大学、東京大学名誉教授)
参加申込 ※受付は終了いたしました。
参加は無料です。
定員
先着500名
申込締切日時
令和4年11月28日(月)
お申し込みフォーム
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/smart-nougyou2022